エゾモモンガ、エゾリス、シマリス、エゾフクロウ
餌付けされたエゾリス、シマリスがいるのは住宅街に近い森のよくある話。賛否はあるがここのように孤立した森は良いのではないかと思う。禁止すれば老人達の楽しみを奪うことにもなるし。一方、エゾモモンガの場所は誰も教えてくれない。繁殖シーズンになればカメラマンが集まっている場所でわかるらしいが、教えてくれない。教えない意味がわからない。いつか発見して場所をここで開示したいと決意した。
2022年1月追記 モモンガは意外と近いところにいた。B地区(まさにこのGoogleMapのフラグが立っているところ)で撮影している人が多く、駐車場から入ってすぐの場所や左の道に50m行き道のない左に入るところ、入り口からまっすぐ+右+左30mの場所に2つ、など穴が空いている木は大きさや高さ関係なくいる可能性が高い。望遠でISO感度を上げて穴の中を見ると動く物体が見えることもある。ただし、頻繁に穴の位置を変更しているようなので、必ずいるという場所はないので現地での情報交換が有意義かもしれない。
観察、撮影できる時間帯だが、この森は珍しく明るい時に撮影できる。積雪時を基準に言うと、15〜16時の食事のために飛び立つ時間。午前10〜12時のおしっこタイムが狙いやすい。(とある専門家に聞いたが、なぜか穴から出てくる時間は森によって違っていて、日没しか出てこない森はどの個体も日没らしい。ここの森は撮影者に優しい時間に出てきてくれる)
東京在住にも関わらず半年で9回もここに訪れた。最初は広大な公園内を歩き回ったが、ある程度場所が絞れたので時間を有効に使えるようにもなってきた。B地区以外にもいるだろうが、絞らなければ時間的制約がある人は厳しいと思い、少しでも参考になれば。
2022年3月追記 半年で3回目の再訪。4日間通ってみた結果、初めてまともに撮影することができた。撮影のポイントは、
1、季節 木々の葉がなくなる冬がいい。特に繁殖期を迎える3月が活発で良い。
2、時間 日の出、日の入の時間帯。とびモモを取りたいなら日の出から9時ぐらいがチャンス。巣に戻ってくるとびモモをまつ。夕方は季節によるが3月なら16-17:30。
3、場所探し 毎年変わるので現地で情報交換、踏み跡から推測するしかない。
4、機材 綺麗な写真を撮るなら機材勝負なところがある。 昼間の撮影ができる珍しい場所であることは確かだが、朝夕、曇りの日などは暗い。普通にISO10000越えになることもあり、できればF2.8の望遠レンズが欲しい。巣から出てくるところは200mm。木の上での食事シーンは400-600mm。とびモモは70-200mmぐらいが使いやすい。 とびモモを置きピンで撮影する時代は終わり、最近のカメラであればAFを追従させればガチピンで追いかけてくれる。ss2000で撮ったが被写体ブレがあったのでss2500-3000がいいかもしれない。 α1、R3、Z9だと撮れ高も高い。
ちなみにギャラリーは多く、平日でも1カ所に10名程度はいる。皆さん大人で親切な方々ばかりで気持ちいいが、たまに変な人もいる。どこの世界も同じである。
2022年5月追記
GWにまた来てしまった。この時期はカメラマンもいなく散歩の老人しかいない。デカいレンズを持っているのでたまに話しかけられるが、口を揃えて「この時期はモモンガはいない」と言う。しかしいないわけはない。 この時期は完全な夜行性になるため明るい時は見られないだけで、昼間のトイレタイムで出てくることはある。
幸運にも飛び回っている個体に遭遇することができた。「白樺桜の木」の巣穴に入ろうとするが先客がいるらしく20分ほど穴の前で困っている。本当にラッキーだった。
またこの季節はエゾリスの子供が生まれる時期で巣穴を見つけられたら可愛い子リスたちに会うことができる。
2023年1月追記 正面の木には相変わらず入居しているらしいが他の場所は昨年とは異なる。巣穴は時期によって変わるため現地での調査が必要なようだ。また出てくる時間帯も毎年異なる。今年は少ない。BBCの撮影部隊が現地民を怒らせたようで侵入できない場所ができたのがこの時期。
2023年3月追記 立ち入り禁止の場所が多くなり、自由な撮影ができなくなっていた。今年は個体数も少なく魅力ある場所では無くなった。帯広の方が自由に撮影できるのでこのままの状態だと網走に来ることは無くなるだろう。
北海...
Read more住宅街のすぐとなりにある森林公園です エゾリス、エゾモモンガはじめ様々な野鳥に会うことができるかも 2021年4月加筆 人が増えて無人三脚や脚立による場所取りをして通路を塞ぐカメラマンが増えています 地元民、遠征者問わずマナーハザードが起きて無法地帯と化しつつあります。 また、周辺住民の迷惑になる路上駐車をしたりエンジンをかけたまま車中泊をしたりともはやマナー違反ですらない迷惑行為を行う輩も出没するようになっています。 そしてモモンガを撮影するために住んでいる木に雪玉を投げる輩がいると聞いた時は耳を疑いました。 同じカメラ趣味の者として大変遺憾であると同時に、このような状況が続けば最悪カメラ撮影禁止等の規制がかかるかもしれません。 撮影利用する方は今一度自身の行為...
Read more崖と市街に挟まれた狭いエリアながら、縦に長く、全エリアを散策すればかなりの距離の森林浴が楽しめます。 木々の間から、商業施設や住宅などがわずかに見え隠れするものの、市街地に隣接しているとは思えないほど自然が豊かで、多くの野生動物とも出会うことができ、オホーツク海に面した崖上の立地から、冬は流氷を間近に一望できる景観も素晴らしい。 これほどの自然をヒグマとの遭遇を心配せずに楽しめる場所は、網走市内では他にありません。 ただ、土地勘がなければ駐車場にたどり着くのは難しく、数台しかとめられないので、車で出か...
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