会津三十三観音霊場と会津ころり三観音の参拝でお伺いしました。 普門山弘安寺といい曹洞宗のお寺で、霊場第三十番札所になります。 御本尊は銅造十一面観世音菩薩像で像高約二メートルで、脇侍に地蔵菩薩像と不動明王像を従えていて全国的にも珍しい様式の三尊像で祀られています。 御本尊十一面観世音菩薩立像は、千歳桜の伝説となった長者の江川常俊の一人娘である常姫の死を弔うために造られたと伝えられ、文永十一年(1274年)に鋳造された。 三尊像は国指定の重要文化財になっていて、銅像は各部位ごとに鋳造されその部位を繋ぎ合わせて造られた仏像です。 弘安寺(中田観音)は鎌倉時代の弘安二年(1279年)に創建されたことから寺名を弘安寺と名付けられたと伝わる。 境内にある弁天堂の弁財天を祀る旧観音堂の厨子は、鎌倉時代の禅宗様で中央の手法による貴重なもので国の重要文化財に指定されています。 中田観音は医聖である野口英世の母である野口シカが深く信仰し、息子の火傷治療と立身出世を願い毎月十七日におこもりする月詣りを欠かさなかったという逸話があります。 参拝当日は住職様の計らいで内陣でお勤めをして、御本尊...
Read moreのどかな田んぼが続く道を走るとみえてくる弘安寺中田観音堂。曹洞宗のお寺 こじんまりとした場所に存在感のあるお堂が建っています。 会津三十三観音三十番礼所 会津コロリ3観音のひとつです
この観音堂は、弘安2年に建立されたので弘安寺と呼ばれているんだそうです。 ご本尊は高さ2m近くある十一面観音様ですが、常に見れる訳ではないようで、拝見するには事前予約が必要のようです。 残念な事に予約していなかった私は拝見する事はできませんでした(泣)
中田観音には昔から沢山の方が参拝に訪れ、その昔、野口英世の母(シカ)が息子の火傷の治療と立身出世を祈願し月参りをした事はとても有名なお話だそうで、境内にはその時の写真が飾られていました。
境内右横には【だきつき柱】があります。 だきつき柱に抱きついて願い事をすると、願いを叶えてくれるとか。 しっかり抱きついて祈願してきました〜
境内の中やだきつき柱の写真はNGでーす
※駐...
Read more御本尊を拝見する為には事前に予約が必要らしく。外から建物を眺めるだけでした。
国指定重要文化財 銅造十一面觀世音 及び脇侍二体 文永11年(1274)長者江川常俊が娘の菩提を弔うために十一面観世音菩薩立像を鋳造し愛娘の心が宿るここ中田の里に納めたといわれる。 次いで弘安2年(1279) 富塚伊賀守盛勝公が伽藍を造営し普門山圓通閣と称した。その後、普門山弘安寺と改名され、観音堂におさめられて現在に至る。 十一面観世音菩薩立像 鋳造物で御身の丈 六尺一寸七分(1m87cm) 光背に文永11年(1274)8月8日の銘文がある。 脇侍 不動明王立像 同三尺一寸四分(95cm) 脇侍 地蔵菩薩立像 同三尺一寸 (93.9cm) ※三体とも、昭和3年4月3日 国宝に指定。昭和25五年8月...
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