マイルドセブンの丘(マイルドセブンのおか)は、北海道美瑛町美田にある丘。カラマツの木が等間隔立ち並ぶ雄大な景色が「マイルドセブン」のパッケージにも使われ人気を呼び、北海道を代表する観光名所となった。 概要 マイルドセブンの丘(2011年) マイルドセブンの丘(2011年)
1978年(昭和53年)に、日本専売公社(現・日本たばこ産業)のタバコのブランド「マイルドセブン」のパッケージにも使われ、テレビCMロケ地になったことから、この愛称で呼ばれるようになった。大平原の丘に、複数のカラマツの木が等間隔立ち並ぶ雄大な景色が人気を呼び、観光バスも多く立ち寄る、北海道を代表する観光地となる。時間や季節によっても様相が様変わりするため、積雪の冬季にも写真撮影のポイントになった1。
しかし、トレードマークであるカラマツ林が2018年4月に伐採され様相を変える。2018年中には、5本のカラマツを残し、ほとんどが伐採されかつての面影をなくす。農地の所有者は、樹木の寿命で倒れる危険性があり、農地への影響などを理由としたが、かねてより観光被害が深刻であった。写真撮影目的の畑への不法侵入のほか、農作業の障害となる車の駐停車をはじめとする観光マナーや撮影マナーの問題が以前より指摘されていた。カラマツ林の伐採後、マイルドセブンの丘に観光協会が設置した写真付きの案内板は、撤去された。しかし景観が変わったことは、町も観光協会も報じておらず、同様に2016年2月24日に、観光公害が原因で所有者によって伐採された「哲学の木」ではマスメディアが大きく報じたが、この件は報じられることもなかった。2018年11月24日付の「びえい新聞」は、「景観保全の名目のもと、私利私欲のために景観を食い物にする方々が暗躍している」「臭いものには蓋」「何かお達しがあったのか。美瑛はこういった不思議なこともあるまちです」などと報じている[3]。 脚注
^ “Travel Note - マイルドセブンの丘で絶景を堪能しよう!CMで取り上げられた名所を紹介!”. 2021年10月20日閲覧。 ^ “RECOTRIP - マイルドセブンの木の概要”. 2021年10月20日閲覧。 ^ “11月24日号ーマイルドセブンの丘からカラマツ林が消えた…ほか”. びえい新聞 (2018年12月6日)....
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カラマツの木が等間隔立ち並ぶ雄大な丘
1978年に日本専売公社(現・日本たばこ産業)のタバコのブランド「マイルドセブン」のパッケージに使われ、テレビCMロケ地になったことからこの愛称で呼ばれるようになった。 大平原の丘に複数のカラマツの木が等間隔立ち並ぶ雄大な景色が人気を呼び、観光バスも多く立ち寄る北海道を代表する観光地となる。 しかし、トレードマークであるカラマツ林が2018年4月に伐採され様相を変える。 2018年中には5本のカラマツを残し、ほとんどが伐採されかつての面影をなくす。 農地の所有者は樹木の寿命で倒れる危険性があり、農地への影響などを理由としたが、かねてより観光被害が深刻であった。 写真撮影目的の畑への不法侵入のほか、農作業の障害となる車の駐停車をはじめとする観光マナーや撮影マナーの問題が以前より指摘されていた。 カラマツ林の伐採後、マイルドセブンの丘に観光協会が設置した写真付きの案内板は、撤去された。
観光客のマナーが悲しい結末を生んだ場所。 今は木はほとんど残ってないが、牧歌的な風景は広がっているらしい。
おすすめ度:★☆☆☆☆...
Read more丘の上にカラマツの木が等間隔に立ち並び、爽やかな夏の風景も冬の雪景色も絵になる場所でした。この景色がタバコのパッケージやテレビCM等で使われたことから人気を呼び、それを見ようと観光客が訪れる名所となりました。
しかし観光客が増えるにつれて、写真を撮るため勝手に畑に入って踏み荒らしたり、車を路上駐車して作業や交通に支障が出たり、非常識な観光客による様々な被害が深刻になったため、2018年に数本を残して所有者が伐採しました。表向きは「もう寿命だから切った」という話でしたが、内心は悪質な観光客にブチ切れていたに違いありません。
「○○の丘」と称して観光客を集めて商売する観光農園と違って、こういった一般の農業事業者にとっては、観光客が来たところで何の観光収入もないわけですから、木を残すことで被害を受け続けるよりも、とっとと切ってしまった方がいいと考えるのは当然と思います。
コロナ騒動が一段落して、これからも迷惑で非常識な有象無象が世界中から押...
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