父景行天皇より、東征を命じられたヤマトタケルの銅像。神代の話しになるので、どのルートを通り何処まで遠征したのか? 伊勢の神宮で「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」を倭姫(ヤマトヒメ)から授けられ東方へ。道中、今の静岡県焼津で、敵から火攻めを受けるも天叢雲剣を一振りすると火を消し去り、難を逃れます。このエピソードからのちに、「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と呼ばれる様になったと言われています。因みにそもそもの天叢雲剣とは、スサノオがヤマタノオロチ退治の際に手に入れた剣で、姉の大御神アマテラスに献上します。それから天孫降臨神話のニニギノミコトに持たせ地上へ。そして、伊勢の神宮に祀られる事になった伝承があります。
こちらへ来る前日、山梨の北口本宮冨士浅間神社の大塚丘へ行きました。銅像はありませんが、ヤマトタケルの足跡があります。 他にも滋賀、三重、愛知そして静岡に足跡があり、興味深い場所となっているので、行ってみ...
Read moreHuge Yamato Takeru statue At the back of the grounds of Mitake Shrine, there is a small hill and in the middle of the piled-up stones stands this large Yamato Takeru statue. Its imposing figure seems to look out over the whole country with its dignified...
Read more記紀神話において、それぞれ、あるいは同じ古事記の中ですらころころ性格の変わるヤマトタケルは、実は古代の英雄複数人物の投影で一人の人物ではないのではと言われていますが、日本の神話の中でも悲劇の英雄として語られる代表的な人物です。 この国は、多くの古代の英雄たちによって作られてきたということなのでしょう。 私は昨年、突然最愛の女性を亡くしてしまい、その時の気分はまるで走水の海(今の東京湾)で乙橘姫を失ったヤマトタケルのような気分でした、またいつか、この銅像に会いに行...
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