このお寺は、美しい日本庭園に特徴あり。 鏡のような池面には山の緑が映り込み、確かにこれは素晴らしい。
季節になると、池の周囲の木が紅葉するとのこと。 美しさが増すことが容易に想像できますね。
お、一段高いところに赤いお堂があるぞ。 せっかくなので、あっちにも行ってみよう。
よく見る六地蔵より数が多いな。 1、2、3、4… この写真にあるだけでも17か。
朝陽が当たり始めて、今日も楽しい1日が始まりそうな賑やかな空気感でいいですね。
赤いお堂に到着、手を合わせて一礼すると、突然いずこから聞こえる響きのある声。 「おはよおぅございます。今日も1日、よろぉしくお願いします。」
? 誰? そして、私に話しかけているの?
もしやと、先程見たお地蔵様を振り返り。 いやまさか、いくら神秘的な秩父であっても、お地蔵様に挨拶される訳はない。
お堂の中で、お坊さんがご本尊に挨拶しているのかなぁ。 思わず、「おはようございます。」と声をあげてしまいましたけど、きっと私に言ったんじゃないだろうな。
もしかして、この一休さんのような立て札に監視カメラが仕掛けてあるとか。 それをお堂の中から監視して挨拶…...
Read more秩父三十四ヵ所観音霊場と秩父十三仏霊場(大日向山太陽寺の納経所)の参拝でお伺いしました。 臨済宗建長寺派のお寺で瑞龍山法雲寺といい、観音霊場は第三十番札所で十三仏霊場は第十一番札所になります。 法雲寺の御本尊は如意輪観世音菩薩坐像で、元応元年に鎌倉建長寺の道隠禅師が唐(中国)から請来した渡来仏「唐の元宗皇帝の作と伝わる」で別名《楊貴妃観音》として名高い。 一年に一度四月十八日の観音様の縁日と、午年にだけ御開帳される。 観音堂は宝形で朱塗りの美しいお堂で江戸時代初期の建立で廻り縁は寛政年間の増築という。 庭園は手入れが行き届いてとても素敵で観音堂まで続いています。 寺宝として中世の納札が六枚あり、天文五年(1536年)の納札には「西国坂東秩父百ヵ所順礼只一人」と彫られている。 「百ヵ所」となっているので秩父の札所が三十三ヵ所ではなく一ヵ所増えて三十四ヵ所になっていたことを示す重要な資料なのである。 《納経所になっている秩父十三仏霊場の大日向山太陽寺は、大滝地区にあり彩甲街道から大血川沿いに林道の大血川線に入ります。 大血川の上流で落石の多い細い林道を三十分以上走ります、詳しくは太陽寺にクチ...
Read more秩父札所30場所 最寄り駅 秩父鉄道 白久駅 徒歩15〜20分 拝観料は無料
山号 瑞龍山 宗派 臨済宗建長寺派 本尊 如意輪観世音菩薩
開創は13世紀中頃の鎌倉時代である。本尊は「如意輪観世音菩薩」で木の坐像、像高約40センチメートル、唐の第9代帝王「玄宗(げんそう)」の作と言われている。皇帝が戦場にあって楊貴妃の冥福を祈り、観音の御心にすがる真情がうかがえて、美しく尊厳に満ちたものである。観音堂は六間四面、唐様の方形造り、過去帳に元和(げんな)元年(1615年)の建立とされている。この法雲寺には古い納札が保存され札所番付と共に、秩父札所の起こりや移り変わりを知る、重要な資料と云われている。ほかに寺宝として、天文年間の古納札6枚や「天狗の爪」「龍の骨」「楊貴妃の鏡」などがある。との事です。
無人駅の白久駅から坂をひたすら上ります。観音堂は色彩と彫刻が素晴らしく見ていて飽きません。 境内の庭園も緑で素晴らしく静寂で調和...
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