建水分神社 たけみくまりじんじゃ (通称•水分神社...
Read more建水分(たけみまくり)神社ですが、なかなかお招きいただくことができず、今回何とかお招きいただきました。
御所から国道309号線で向いました。快適な道路で景色も良く旧道の水越峠越えは断念しましたが、安全に向かうことが出来ました。
秋祭りが近いこともあり幟が出ているので方向は間違えませんでしたが、駐車場が境内付近にあるのですが小回りの効かない自動車だと少しつらいかもしれません。
境内にある駐車場にとめると金剛山や葛城山からの冷気と神社固有の霊気に満たされていて、見上げる場所にある本殿からの荘厳さ厳重さは圧倒的です。
鳥居に向かうと比較的急な石段があり見上げると拝殿があります。鳥居を潜り大小木々に覆われた石段を神妙な趣で歩むと、不思議なことに荘厳さや神々しい感じはなくなり、杜の自然の空気の流れに覆われ優しいか雰囲気に変わりました。
拝殿は質素な造りながらも綺麗に整備されており祈祷場の床は磨かれ、日本人は無宗教と言われて久しい現在でも信仰は熱く大切にされているのが分かります。
自然の優しさだけでなく、近隣の方々の熱心な信仰や扱いが石段を上がる途中に雰囲気が変わった要因かもしれません。
本殿は鎮守の杜に文字通り護られ殆ど見えなかったですが見えないことも重要です。ウェブサイトによると三殿からなり中央に桧皮葺き春日造、左右に桧皮葺き流造からなり中央を渡廊下で結ぶ珍しい様式だそうです。
金剛山の総鎮守であることだけでなく御祭神も強力で本殿が特別な造りになったのもうなづけます。
中央に造化三神の天御中主神、伊邪那岐と伊邪那美の神生みで孫の世代となる生命の基本となる水を配る天水分神、国水分神、水を主宰する罔象女神、大祓四神の1神である瀬織津媛神が祀られており、拝殿の左には天照皇神を祀る末社もあり、最初の荘厳さは偉大な神々のパワーだったのかもしれません。
創建は欠史八代後の第十代崇神天皇の時代とのことで非常に古い歴史を有しています。 葛城一言主と対峙し献り許をえた第二十一代雄略天皇の逸話があることから、その時代の創建かと考えていましたが時代が全く離れていました。
地名が水分であるだけに水に関する神々が祀られており、金剛山総鎮守という役割から荘厳さもあります。
本当に綺麗に整備され信仰心が厚く歴史もある本...
Read more主たる祭神は「天御中主神...
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