廃校となった中学校の前の道路(FJ95+49H 富士河口湖町、山梨県)に車を置いて、少し林の中を歩いて国道脇の尾根先端(FJC7+24M...
Read more本栖城はかつての主要道である中道往還を見下ろす標高1056mの城山山上に築かれた山城である。麓からの比高は約130m。尾根に登るまでは傾斜がキツいが尾根に入ると楽になる。道は整備されている。
本栖城は尾根に沿って郭が連なる典型的な連郭式の山城である。郭間を堀切で区切り、ところどころに石垣が残っている。最奥にはのろし台と案内がある石垣づくりの櫓台が残っている。のろし台から先は急峻な切岸となっている。 本栖城自体はそれほど大きなものではないぎ、特筆すべきは麓部分にいくつも残る石塁である。中道往還沿いに残る石塁は見学しやすいが、さらに奥や道を挟んで東側の青木ヶ原樹海内にもある。迷いやすいので注意が必要である。形状も様々で防塁型、円形、半円形など多様である。他ではなかなか見ることができない遺構である。溶岩石の石塁が苔むして緑色になっているのは雰囲気がある。
本栖城は武田氏の城であり、1553年には確実に存在していたようである。城の目的は城の下を通る主要道中道往還の監視、関所機能であったと考えられる。武田氏滅亡後は徳川氏方の城となり、北条氏の侵攻を防いたことが記録に残っている。
本栖城は城自体はそれほど規模は大きくないが、周辺の石塁などの遺構、また樹海内という特異な位置含め他にはない城趾なので一度訪問する価値のあ...
Read more旧上九一色中学校の道に車を停めて樹海の中を歩くと、石塁跡があります。 基本的にはここが城跡で、山を登った辺りはのろし台+戦闘時の備えかなと。 登城口は樹海を歩いた先で、国道の下が地下通路になっていて、国道の向こう側からも来れそうです。 登る道は細くて、幅30cmくらい…滑ったらそのまま滑落していく具合で、樹海の中ということもあり、何か恐怖を感じました。 子連れはやめておいた方がよいかと。 ただ、樹海ウォークは新鮮でした。 ...
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