2024.3 【御祭神】腰掛大明神、日本武尊、大日孁貴尊、金山彦命、白山彦命、宇迦之御魂命。 【由緒】日本武尊(やまとたける)が東征(関東の豪族の平定)の際に、この地で石に腰掛け休憩をしたという伝説がある。本殿脇にその石(腰掛玉石)がある。
訪れた時に管理や清掃をされている氏子さん(?)がおり、話をさせて頂きました。 その方のお話では、古代はこの尾根沿いに街道があり、そこへ日本武尊一行が現れた。当時の人々は偉い方々がいらっしゃったと出迎え、たまたま日本武尊が腰掛けた石を「高貴な方が座った石だから、これを大切にしよう」と祀ったことが始まりなのではないか? 近辺では腰掛神社は寒川神社の次に古い歴史がある。 関東大震災で本殿と拝殿は損壊し、その後に修復された。 拝殿前の灯籠もその時に建てられたものの、震災の余震のためすぐに壊れてしまった。 当分はそのままだったが後年新しく、手前に灯籠を据付けた。 浜降祭の時は拝殿右脇の蔵から神輿を出して担いで海まで行くのが本来だが、現在は担ぎ手の減少もあり、途中はトラックに載せて神輿を運んでいること等など教えて頂きました。 気さくな方で手作り竹製蜻蛉のバッヂ...
Read more神奈川県は茅ヶ崎市に鎮座します「腰掛神社」です。
腰掛神社の創建年は不明ですが、第十二代景行天皇の皇子であらせられます日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、東国征討に向かう際、この地で大きな石に腰掛け暫し休息を取られました。 その後に、この地の村人が日本武尊を偲び、その腰掛けたという大石を御神体として祭り、創建されたのが腰掛神社の始まりとされます。
なにぶん古代の伝説なので、そういった伝説が有ったのだなぁと…頭の中で日本武尊が石に座る姿を想像してきました。
本殿前の狛犬が「フッ」とニヒルに笑い、本殿の木彫の獅子が「ヒャッハー」と大笑いしているのが印象的でした(笑)。
因みにこの神社を包み込む森林は、今は茅ヶ崎市指定の天然記念物となっています。
静かな場所です。 非常に落ち着く場所となっていますので、歴史好きな方は是非にブ...
Read more腰掛神社 倭建命休息の地。 藤沢市と茅ヶ崎市の市境にある神社、近く打戻に式内社の宇都母知神社がある。 一帯の尾根道が古代の街道だったらしく倭建命伝説の神社と式内社が有鹿神社奥宮~海老名国分寺~五社神社~神崎遺跡~宇都母知神社~腰掛神社~大庭神社旧跡~住吉城址が一本線で走水に伸びる。 正に倭建命の神話が現実的な倭建命の軍勢の行軍経路の話しと認識させられる聖地。
道を挟んで3mの茅ヶ崎里山公園は国土交通省関東地方整備局により“関東の富士百景”にも選定された高座郡の田畑越しに富士山(コノハナサクヤヒメの化身)と大山(オオヤマヅミの神の化身)を一望出来る。
倭建命ももしかしたら富士山と大山の眺望に足を止め行軍を中断し将兵と共に休息し関東の景色に心も晴れやかに成ってリフレッシュしたのかも知れないと...
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