山号を妙徳山、ご本尊を薬師如来坐像とする天台宗の寺院で、66代・一条天皇の勅願によって慶芳上人が991年に開山した。 ご本尊は、慶芳上人が刻んだ像高88.5㎝の薬師如来坐像で60年に一度ご開帳される秘仏で、次回は2074年の予定で、普段はお前立が厨子の前に立っておられる。 ご本尊に向かって左側に像高51.3㎝の文殊菩薩坐像が脇侍されている。もとは文殊堂と呼ばれていた岩尾神社に祀られていたが、明治の廃仏毀釈でこちらに移されたそうだ。西国四十九薬師霊場24番札所、播州薬師霊場12番。 23/11/21、本堂に上がり、薬師如来の厨子や前立、文殊菩薩坐像をお詣りした後、石仏に見守られて西国三十三所めぐりを歩いて、行者堂、開山堂...
Read more妙徳山古墳が寺付近あるということで訪れてみました。古墳に関しては境内に入る前に山道へ向けて案内板があるので指示に沿って進むので寺とは関係ありません。国指定文化財である薬師如来像は本堂の奥に僅かながらですが見ることが出来ます。像を囲む装飾品などは重厚な造りで「お寺」という漠然とした印象ですが感じてしまいます。境内に目を向けると鐘撞堂があり、参拝者は鳴らしてもいいという案内(ただし制約付き)もあるので鳴らしてみました。本堂・境内・周辺と思った以上に見どころが多く立ち寄ってみて良かったと思える場所です。駐車場は妙徳山...
Read more天台宗 妙徳山 神積寺 毎年1月の成人の日に、鬼追いがございます。鎌倉時代が始まりの鬼追い年をとって見ても迫力があります。 ご本尊薬師如来の使い山の神と家来の青鬼(文殊菩薩)赤鬼(毘沙門天)が邪気を祓ってくださいます。赤々と燃える松明を人々に振り舞う姿勇壮です。 果敢に松明を奪いに行って、はたかれる方もおられました。 鬼追いの無言のルールがございます。楽しく過ごせると良いですね。 鬼達は、私達を守ってくださる存在です。悪ではありません。 また来年もお参りに...
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