七種山を山号、十一面観音をご本尊とする高野山真言宗のお寺で新西国三十三ヶ所30番札所。 597年に聖徳太子の命を受けた高麗僧・恵灌が七種ノ滝近くに滋岡寺を創建したのち、七堂伽藍が整備され、633年には法道上人を導師に開山法要が行われたという。山号の七種山は、この地に住んでいた修行僧・滋岡川人が干魃の時、七つの種を人々に与え、飢餓から救ったということに由来している。732年に火災で焼失したが、聖武帝の命で再建され、その後、空海がこの寺で修行し、その時、真言宗に改宗、金剛城寺に寺名を改めた。1350年にも焼失し、このときは足利尊氏が再建したが、1474年に焼失したあとは寺勢が衰退した。1601年、台肪明覚上人は、寺名を作門寺に改め、姫路藩主・池田輝政の後ろ盾て復興された。明治初期の廃仏毀釈で寺地を没収され、現在地に移された。1897年に旧境内地の払い下げ訴訟を起こし、1902年に勝訴した。1928年には寺号を金剛城寺に戻し、現在に至っている。 23/11/21、福崎町を巡礼した際、お詣りした。 "ご朱印入用の方は鐘を撞いて…"という表示が出ていたので、鐘を撞いたところ、すぐ横で草抜きをされていたお母さんが返事をされ、少し驚いたが、天気のいい時には境内の草を抜いておられるそうだ。そのおかげで境内はとてもきれいだ。しばらくお話をしていると、園芸がお好きなようで、"草を触っていたら、怒ることがあらへん!"と言われ...
Read more新西国観音霊場第三十番札所で、御本尊は十一面観音菩薩様です。本堂に上がらせてもらい参拝しました。本尊様の御姿は残念ながら拝観できませんでした。特別な日にしか御姿はお見せにならないのでしょう。機会があったらまた参拝したいです。御宝印頂く時は、釣り鐘を打ってから、社務所に行くようにと山門に掲示してあります。指示の通りすると 奥からお寺の人が出て来てくれて、対応してくれました。由緒あるお寺で、きれいにされているの...
Read more新西国でお参りしました。新西国のどこのお寺もそうですが参拝者が少ないので、御朱印を書いていただくのに呼び出さないといけないのですが、こちらは鐘を鳴らしてくれというので、大きく打ったところ出てきてくれました。なんとも微...
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