瑩山紹瑾禅師が、能登に最初に開かれた禅道場です。
寺宝に三観音立像(聖観世音菩薩、十一面観世音菩薩、馬頭観世音菩薩)と、血書般若経を有しております。
山の小高い所に佇む700年の歴史を持つ古刹は、規模は小さいものの、とても荘厳な雰囲気を醸しておりました。
寺宝である三観音立像は、優しく、穏やかな顔立ちでありながら、とても威厳のある佇まいをしていました。 月澗義光禅師とその弟子の方々が自らの血で記した大般若経は、豊財院の再興を願った僧達が心血を注ぎ完成させた物で、往年の僧侶の方々の思いと気の遠くなるような道程に思わず感服致しました。
小さいながらも、沢山の文化財を有しており、とても充実した時間を過ごせました。
寺宝が収蔵されている宝物館の拝観には、予約が必要になりますので、事...
Read more③紅葉を目的としたんですが、少し早かった様です ここ3日、能登は夏日です①羽咋市の豊財院[ぶざいいん]とても渋い寺院でした。入口の山合から千里浜が僅かに見えます。寺院の鐘には、語られる出来事があります。戦時中、国に没収になるものが、道幅が狭すぎて公道に引出せず、この寺に留まり町を見守る事になったとの事。地域の名士の方のお話に、不動の緑の鐘への想いがあふれて来ました②4月4日2度目の訪問です 桜🌸満開で豊財院下の丘で、桜の枝が風に揺れていました 丘の下の森林から鶯の声が聞こえていました 遠くにはほんわりと...
Read more「梵鐘には羽喰(羽咋)の文字が」 曹洞宗白石山 豊財院は鎌倉時代加賀大乗寺二世の瑩山禅師が草案を結び、能登に初めて禅風をもたらしました。その後白狐に導かれ酒井の永光寺を開創して移転。のちの1312年に白狐林豊財院と称して建立され現在に至っている。 所蔵品は国指定重要文化財や市指定文化財等多数あり。 梵鐘には羽喰...
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