子供の頃に見た大昔のテレビアニメ『まんが日本昔ばなし』を思い出すような情緒溢れるお寺さんです。 周辺の山と川と田園に見事に溶け込んだ素晴らしいロケーションです。一見すると小さなお寺さんに見えますがイヤイヤなんのなんの。入口の総門には飛騨の伝説的な名工として名高い『左甚五郎』の作と伝わる木彫りの龍が。年季を重ねた重厚感漂うお姿に見惚れます。境内に進むと今度は江戸時代の犬山藩御用石工『県半右衛門正房』作と伝わる地蔵菩薩が。その穏やかなお姿にこれまた見惚れますが、すぐお隣の菩提樹の見事な大木にも釘付けになります。なにぶん初参拝なのでアチコチ目を奪われオタオタしていると正面の御本堂に 『御自由に御参拝下さい』との貼紙が。この有り難い御言葉を見て一旦落ち着こうと改めて境内を見渡すと公衆トイレ、テーブル&イス、灰皿、等々ちょっとした休憩スペースが。いやこれは実に有り難いです。お陰様でその後ゆっくり参拝させて頂きました。龍門寺さんはすぐ隣に『神渕稲荷大明神』が祀られており、更には『甚五郎桜』という桜の巨木も拝めます。まさに見所多数の素敵な場所と素敵な時間、今回龍門寺さんに初参拝させて頂いた諸々...
Read more岐阜県加茂郡七宗町にある龍門寺は、臨済宗妙心寺派準別格地の寺院で、山号は神渕山。岐阜県の臨済宗寺院の中でも鎌倉時代に遡る屈指の古刹である。御本尊は釈迦牟尼如来。創建年は1308年(延慶元年)と700年以上の歴史を持つ。総門に施されている龍の彫刻は飛騨の名工、左甚五郎の作と伝えられています。夜になると暴れるこの彫龍を村人が鉄砲で撃って退治したという伝説があり、実際に鉄砲の弾痕と...
Read more2025年6月28日...
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