信貴生駒スカイラインが南北に縦断する場所にあり、地元では「八丁門峠」と呼ばれ大正時代初期に宝山寺詣りや伊勢参りの旅人が多く行き交う古参道のヤスンバ(中継地点)として栄えました。現在は広場となっている一帯には、参拝者のための茶屋や飲食の店(多くは現生駒市田原町の人が営む)で賑わっていたと云います。
スカイラインを横断して生駒山麓公園に向かうガードレールの脇に立派な石燈籠が立っています。現在の「灯篭ゲート」の呼び名はここから来たものと思いますが、資料によると昭和60年代は崩壊寸前だったと云います。この燈籠には明治41年、えびす屋・西山文吉氏が世話人となって建立されたことが刻されています。
地元での呼び名「八丁門峠」の由来は、東田原村の住人「八右ヱ門(ハチエモン)」さんのお店がここに存在していたことによるものだとか。「ハチエモン→ハッチモン→ハッチョモン→八丁門」バンザーイみたいな感じでしょうか。元をたどると「転訛」だったということはよくある話です。
尚、現在の灯篭ゲート広場付近は、府民の森・くさか園地とむろいけ園地の中継地点ともなっていて、ベンチも設置された広場ではお弁当を広げ...
Read more生駒山頂公園北側より長〜〜〜い階段を降りてガードレールを跨ぎテクテク縦走し初めてやってきた灯籠峠。ゲート周辺は広場になっていてハイキング通路のジャンクション。ベンチもあって持参の珈琲を飲みここで一服、スマホでどの道を歩いていけば良いのか確認し阪奈カントリー方向に向かう、Y分岐が出てくるたびにスマホで確認、道迷いはすることなく本当に助かる。昔の人ってさぞかし大変だったろうと思いながら便利なツールに感謝しきり。案内板はあるわ、道案内スマホはあるわと便利この上ない。PS 昔はこの道からお伊勢参りに大勢の人達があるいたらしいと何かで読んだ記憶が、、、。
PS ...
Read more生駒山麓公園の整備されたエリアから、駒縦走へ足を踏み入れる、まさにその「ゲート」となる広場です。
この広場の最大の特徴は、目の前に現れる4つの分岐。私が確認したルートは以下の通りです。
右の通路:生駒縦走(田原台方面)
正面の通路:東大阪(日下町方面)
左側の2つの通路:生駒縦走(南方面)
特に注意したいのが、正面の日下町方面へ向かうルートです。 こちらは他のルートとは違い、道がほとんど整備されていません。かなりワイルドな道のりなので、経験が求められる難易度の高いコースです。初心者の方や軽装の方は、他のルートを選んだ方が安...
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