横蔵寺(よこくらじ)は岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原にある天台宗寺院。山号は両界山、本尊は薬師如来。 西美濃三十三霊場第一番札所。 重要文化財を含む多数の文化財を有し、「美濃の正倉院」とも呼ばれる。 紅葉の名所でもあり秋の行楽シーズンには特に多くの参拝客が訪れる。 このシーズンに「横蔵寺もみじまつり」が開催されライトアップが行われている。 西国三十三所観音霊場の最後(33番)の札所である谷汲山華厳寺の西方、さらに奥まった山間の小さな盆地に位置する。 平安時代 - 鎌倉時代の仏像等、多くの文化財を有する古寺であるが、草創や沿革については史料が乏しく、平安時代末期ころまでの寺史はほとんど不明といってよい。 寺伝によれば、横蔵寺は日本天台宗の宗祖・最澄が自作の薬師如来を安置して創建した寺とされている。 伝承によれば、最澄は比叡山延暦寺を開創する際に、本尊薬師如来像を自ら刻んだが、その薬師如来像を造ったのと同じ霊木から、もう1体の薬師如来像を造った。 最澄は、その2体目の薬師如来像を笈(おい、山伏や山林修行者が背中に背負う箱状のもの)に入れて背負いながら諸国を旅したが、延暦22年(803年)、横蔵寺のある地まで来た時に薬師如来像が動かなくなったので、ここに一寺を建立して薬師如来像を祀ることにし、地元の三和次郎大夫藤原助基が寺を建立したという(創建年は801年あるいは805年とも)。 最澄自ら、笈を背負って都から遠く離れた美濃の山奥までやって来たというのは、史実として信じることはできないが、当寺が延暦寺と関係の深い寺院であることを示唆しているといえよう。 なお、創建当時の横蔵寺は現在地からさらに1.5キロメートルほど奥に入った円山の頂上付近にあり、現在地に移ったのは近世初期である。
鎌倉時代には38坊を有する大寺院だったというが、鎌倉時代 - 室町時代の寺史も、断片的にしかわかっていない。 横蔵寺に言及した中世以前の文献としては、鎌倉時代後期の禅僧・無住の著である仏教説話集『沙石集』に「横倉薬師」の霊験について記しているのが挙げられる程度である。
横蔵寺三重塔(岐阜県指定重要文化財) 現存する仏像の中で、大日如来像(重要文化財)には平安時代最末期の寿永2年(1183年)の銘があり、同年、三重塔の本尊として仏師筑前講師により造立されたことが明らかである...
Read moreYokokura Temple is in an incredibly beautiful location, about 45 mins (by car) or so north of Gifu City. It's beautiful any time of year but it's most beautiful at the peak of the foliage season in Autumn (usually late October to mid November). Also, for 500 yen you can see the 1000 year old mummy of an ancient Buddhist monk. Usually, parking is free but there are times when parking costs...
Read more2018年11月16日(金)午後1時気温18℃ 昨年までの紅葉が素晴らしかっただけに残念。 11月9日のTV放送での三重の塔近辺の青々とした葉(周囲の木が高く焼けにくいが真紅に紅葉しない木を選んで撮影していた行為に疑問)とレポーターの付近一帯を記録的猛暑が襲った話、別サイトWeb投稿11月12日に「落ち葉がとても多かった」別の14日「まだ早かった」の記載。 総合すると、猛暑での「葉焼け」を連想させる嫌な予感。 そして予感的中。 まず地面の焼け焦げて縮んだ大量の落ち葉に気付く。紅葉するはずの木の大部分は焼け焦げるか葉が落ち、黄色くなるはずの木は青い葉も残るまだら状態。各人のコメントがばらけることも頷ける。 せめて目玉であるはずの舎利堂坂下の真紅もみじの木くらいはと思い足を運ぶが、例年より葉は小さく生気を失い、枝先端は焼け焦げて縮んだ状態。 庫裏の紅葉もみじも焼け焦げており、例年の面影無し。 あえて書かせて頂くが、駐車場から朱塗りの橋に行く石階段手前、5箇所に渡り観光客に踏まれ潰れ地面に貼りついた犬糞に閉口。汚れは橋にまで被害が及んでいた。駐車場場の担当は気付いているのに無視。ライトアップの夜間に犬でも連れたマナー違反者がいたのだろうがなぜ放置?18日は祭りがあるというのに。笑顔の老夫婦や老女の一団が気づかず踏み広げて行く。 ブロガーと思われる人は問題無さそうな一部を機材を地面に置き遠景撮影していたが、これを掲載して素晴らしかったとコメントしているのを見ると何とも哀れな気持ちになる。毎年来ていたら今年の異常に気付くはず。しかも上ばかり気にしすぎて自分の足元は見ないようだ。私ならこの状況で絶対カメラは地面に置かない。 撮影の焦点をずらしたぼかしテクニックで印象を変えるというのはある意味で見事な技量だ。スマホで見る人はまず気付かない。 帰り際、駐車場の係員から「今年は葉が落ちるのが早い。紅葉ももう終わり。」と言われ乾いた笑いしか出なかった。先週TV局に紅葉にはまだ早いと言...
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