2025年8月初訪問。
小学生時代にあの名作「ふるさと」を鑑賞して以来、一度来てみたいと思っていた徳山ダム。遂に一念発起し訪問しました。
徳山ダムは思っていたよりかなりの山奥にありました。
こんな山奥に1980年代まで1つの自治体が維持できるほどの集落が存在していたとは!と思えるほどです。
ダムの恩恵で国道は拡幅され、トンネルが作られ、便利になった現代でもそう思うのですからダムが作られる前は本当に隠れ里、秘境みたいなところだったんだろうなと思いました。
とはいうものの、後から調べてみれば昔の徳山村と外界を結ぶメインルートは現代とは違って揖斐川沿いを通るのではなく、村の東にある馬坂峠越えだったそうで、地図を見てみれば確かに距離的には馬坂峠ルートのほうが岐阜市にも近いし、峠の先には根尾谷のある程度まとまった集落もあるので人里にも近く、むしろ昔のほうがそこまで秘境感はなかったのかもとも思いました。
さて、そんなこんなで徳山ダムですが、正直言ってダム自体にはこれといった見どころはないと個人的には思いました。
というのもダムといえば個人的には黒四ダムなんかに代表される「アーチダム」なんですよね。アーチダムの築堤上から遥か眼下にある下流を眺めるのが好きなんです。つまりアーチダムで堤高が高ければ高いほど興奮するというわけで。
しかしながら徳山ダムはアーチダムではなくロックフィルダム。岩石や土砂を積み上げて建設されるタイプのダムで堤には傾斜がある為、アーチダムのような高低差のスリルがないのが残念なところ。
ダムの背後に控える徳山湖はさすが日本一の貯水量を誇るだけに壮大ですが、まあダム湖というのはどこともこういうものなのでそれだけではさほどのインパクトもなく…
ただ、ここ徳山ダムの真骨頂はそんな部分にあるわけではありません。やはり「ふるさと」を彷彿とさせる「哀愁」です。
ダムの背後に広がる徳山湖。 この湖面の下にあの徳山村が沈んでいるのです。そう思うとこのダムに特別感が漂ってくるのです。
しかしながらこの徳山ダムの現場には徳山村に言及しているようなものがほとんどありません。そこが最も物足りない面です。
そう、私が来たかったのは「徳山ダム」ではなく「徳山村」だったのです。
ここに来た人は必ず徳山会館も訪れてほしいと思います。徳山会館ではこの徳山という土地のことがよくわかる展示や資料がたくさんあります。徳山ダムより徳山会館のほうが味わ...
Read more木曽川、長良川、揖斐川の3つの川を総称し木曽三川と呼びます(中学入試によく出ます)。これらは濃尾平野に流れ込んだ後は、ほぼ並走して伊勢湾に流れ込みます。このため濃尾平野には大量の水が集まり、頻繁に洪水に見舞われたのです。じゃあその上流で水をコントロールすればいいだろう、ということで1964年にまず横山ダムが作られました。しかし伊勢湾台風の経験から、さらなるダムの必要性が叫ばれました。その結果徳山ダムが作られたのです。 徳山ダムは、周囲から採掘した岩石を積み上げて作られたロックフィルダムです。工事開始は1971年で完成は2008年5月。堤高は161 mで、黒部ダム(186 m)、高瀬ダム(176m)に次ぐ日本第三位の高さです。総貯水容量は660,000,000㎥(6億6,000万 ㎥)で令和7年現在日本一。二位の奥只見ダムが600,100,000㎥ですから破格に大きなダムです。大きいがゆえに周辺に与えた影響は甚大なモノでした。このダムの完成に伴い総面積253.56...
Read more有史以来、人類は巨大なものに憧れ挑戦し続けてきた。 万里の長城 サグラダファミリア ピラミッド 前方後円墳 三峡ダム たわわなtits そんな中、やはりコチラの徳山ダムもでっかいダム作ったる!と取り掛かるも、早い段階で【やっぱ必要ねぇんじゃね…】とみんな気づいてしまった! 【でもやるんだよ!】と長い年月・膨大な人員・莫大な費用をかけて完成したダムは鬼っ子だが信仰の対象になりえる美しさである。 私達の持つダムのパブリックイメージである巨大で無機質なコンクリート建造物という概念から大きく逸脱したロックフェル方式ダムはどこか包容力をたたえた母性を感じさせる。
かつて同僚の山本昌さん(元ドラゴンズの投手と同姓同名)と訪れた時は、あまりの巨大さに【そこに存在していること】に気が付かなかったくらいである。
その時、私達はダム見学以外にも別な目的があった。 徳山ダムを訪れる数週間前に私はふらりと入ったホビーショップタムタムでウエスタンアームズ社製のコルトガバメントを購入した。 ふらりと入ったコンビニで表紙の長濱ねるが可愛かったから思わずBLT買っちゃったよ…みたいなノリでウエスタンアームズのコルト買うなよ!と突っ込まれるかもしれないが逆にノリと勢いが無いと買えないじゃない。 ところがせっかく買ったコルトだが、中学生じゃあるまいし、そこら辺でバンバンぶっ放す訳にはいかない…いい歳した男がブローバックガスガンぶっ放す場所は意外と少ないのだ… そこで山本昌さんと山奥まで来たのだ。 適当な場所を見つけ、路肩に車を停めてから周囲に誰も居ないことを確認してから私達はコルトを思う存分にぶっ放してから帰路についた。
数日後、新聞の片隅に『二人組の男が山中で拳銃の試射、暴力団関係者か?』の記事を見つけた。まさか私達の事...
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