和田城(427m/20m) 遺構:郭 城主:遠山氏
歴史:築城年代は定かではないが遠山景広によって築かれたと云われる。...
Read more鎌倉時代より遠山庄の地頭代を勤めた遠山氏は、戦国時代に南信濃に覇を唱えるも武田氏の配下となる。信玄の西上作戦では秋葉街道から青崩峠を越える本隊を用意周到な兵站補給で支え、武田滅亡後は家康に仕え所領を安堵された。戦国時代~江戸時代初期の遠山三代の居城がここ和田城。遠山氏は三代目が僅か二年で没し領民を巻き込んだ相続争いで改易され以後幕府の天領。本郭には現在龍渕寺が建ち袖郭には遠山郷土館が建つ。城跡はかなり改変されてしまい往時の面影は無いが、この地がかつては南信濃の交通の要衝であったこと...
Read more和田城は南信濃・遠山郷の要地に築かれた中世山城で、遠山景広が長山城から移り築城したと伝わります。遠山氏は武田信玄に従って信濃先方衆として活躍し、武田家滅亡後は徳川家康に仕えました。景広は高遠城で壮絶な最期を遂げたとされ、後継の景直は家康により加増されて旗本となり、三千五百石を領しました。江戸初期の「遠山騒動」によって所領没収となり、和田城は廃城。現在は遠山氏の菩提寺・龍渕寺や祭りの展示が充実している郷...
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