『出雲国風土記』にも登場する須佐神社は、島根県中部を南北に流れる神戸川の支流、須佐川のほとりにある。
この地はヤマタノオロチを退治した英雄 須佐之男命 (スサノオノミコト) と関わりが深く、須佐之男命がこの地に来て最後の開拓をし、「この国は小さい国だがよい国だ。自分の名前は岩木ではなく土地につけよう」と言って「須佐」と命名し、自らの御魂を鎮めたという。
須佐神社は風土記にも出てくる古い神社で、今の本殿は450年前に尼子晴久の時代に建て替えられた大社造で、県の重要文化財になっている。 本殿の真後ろに「須佐の大杉」という杉の大木がある。樹齢は約1200年といわれ、周囲が7m、高さが24mある。この神木や、 神社の西を流れる素鵝川の清流が、ヒーリングの効果があるのかもしれない。
須佐之男命がこの地を「よい国だ」と称賛し、御魂を鎮めた理由は、この地の静寂や自然の恵みにあるのかもしれない。
須佐宮司家は連綿と続いており、現在の宮司は七十八代目という。
この神社には「須佐の七不思議」という場所があり、日本一のパワースポットと紹介され、注目されている。
須佐神社の七不思議~ また、この須佐神社には七不思議がある。
1・塩井 (しおのい) 須佐之男命がこの潮を汲み、この地を清められたといわれている。 この塩井は出雲大社の稲佐の浜に続いており、湧出に間渇があるのは潮の干満に関係があるからだという。
2・神馬 (しんめ) 昔、藩主や武将が神社に納めた馬はどんな馬でも予知能力のある白馬に変わったといわれている。今は、その馬達の墓が残っており、吉凶禍福や国の大事を予知するといわれている。
3・相生の松 (あいおいのまつ) 本殿の裏にある松で、一本で男松と女松の両肌をもった木。今は枯れて跡だけが残っている。
4・影無桜 (かげなしさくら) 昔、隠岐の国で稲が実らないときがあった。その原因は須佐大宮の境内の大きな桜が隠岐に影をもたらしたからということだった。桜を切ったことにより隠岐に稲が実るようになったが、その切り株から生えた桜は以後大きく茂ることはなくなった。
5・落葉の槇 (おちばのまき) 須佐之男命の妃神である稲田姫がお産をされたあと、産具を槇 (柏) の葉で包み、それを松の葉で綴って川に流した。今でも槇葉の縁に、松葉で刺したような穴がある。
6・星滑 (ほしなめら) 神社から西方にある須佐の中山の頂上あたりに、白い斑点がある岩盤がある。それが白く輝いて光が大きい年は豊作、光が小さい年は不作という。
7・雨壺...
Read more御祭神 須佐之男命(すさのをのみこと) 稲田比売命(いなたひめのみこと) 足摩槌命(あしなづちのみこと) 手摩槌命(てなづちのみこと)(須佐家の祖神)
御由緒 出雲国風土記に見える須佐之男命の御終焉の地として御魂鎮めの霊地、又御名代としての霊跡地であり、大神奉祀の神社中...
Read more須佐神社と天照社。島根の超パワースポット、日本一のパワースポットと呼ばれる。有名な方がそう言ったらしいが知らないで参拝してみたら本当にそうだった。須佐男の御霊を祀る古くからある須佐神社と天照大御神を祀る天照社。神職は須佐家。樹齢1300年の大杉の御神木がある。 須佐神社と微妙に角度がずれた天照社は須佐神社とは反対方向を向いていて東南の方角を向いているので伊勢神宮の遥拝所と思われる。天照社の二つ目の狛犬から先に入ると氣が変わり伊勢神宮の内宮本宮と伊勢磐座とリンクする。 須佐神社は西を向いていて、日の出の方角を向いた天照大御神の天照社と対比して日没の方角を向いている。須佐神社の鳥居の前の地面に方位が記されているので何か意味があるのだろう。また、須佐神社の摂社である厳島神社の磐座の方角でもある。 須佐神社は鳥居の先の門から先に入ると氣が変わる。更に拝殿から左に回り裏に行くと氣が増す。御神木の大杉が見えて来ると圧倒的なパワーを感じる。 御神木の大杉の看板が見える辺りがとても氣が強く光の柱が立つ神域です。パワーが強いが軽く明るい気持ちが良い氣で一瞬で浄化され10分程でパワーチャージされる。 勿論その前に、天照社や須佐神社拝殿で禊祓いの祝詞と大祓祝詞は最低限唱えて欲しい。祝詞や口上を上げないと神の恩恵は受けられないと思う。お参りには御作法がある。 本来であるば須佐川に入り禊祓いをしてから参拝するべき神聖な神域です。真摯な気持ちで参拝するべき。 パワースポットマニア的な安易な気持ちで参拝しないで欲しい。と言うか御作法も分からず安易に参拝しても恩恵は受けられないので意味がないので勉強して下さい。 氣を感じない人でも大杉の前に立てば気持ちの良い感じや空気の良い感じ、涼しい感じ位は分かると思う。氣の良い神社をお参りするうちに感じる様になってくるものです。 今回の参拝では直前まで土砂降りだった雨がが須佐神社に着くと止んで晴れた。参拝が終わり車に載ると急に雨が降ってきて土砂降りになった。浄化の雨、お浄めの雨かと思いきや空には虹が二重にかかっていた。色の濃い虹でこんなに綺麗な虹は初めて見た。しかも祝詞をあげた須佐神社の拝殿と本殿から虹が出ていて、天照社を跨ぐ形で虹が出ていて直ぐ目の前の須佐神社の真上に虹がかかった。 こ...
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