震災関連施設を訪れるのは、気仙沼の東日本大震災遺構•伝承館、陸前高田の東日本大震災津波伝承館に次いで3カ所目です。前の二つの施設と比べると規模は小さいですが、おもむきの違う施設だと思いました。前者は震災の遺構や映像を軸にした施設なのに対し、ここはいわゆる“釜石の奇跡“と呼ばれた、その答えがこの「いのちをつなぐ未来館」にしっかりと詰まっていると思います。この鵜住居地区では震災前から防災教育に取り組んでいたそうで、それをしっかりと積み重ね、そして実践した(出来た)ということが本当に凄いことだと思うし、結果たくさんの人の命を救ったということはまぎれもない事実です。それは、津波からいのちを守るため ①想定にとらわれない ②その状況下において最善をつくす ③率先避難者たれ という「避難三原則」を掲げ、命の教育に取り組んできた、まさに成果だと思いました。最近の日本は大雨や台風によって甚大な災害が各地で起きています。この避難三原則は津波だけではなくそのほかの災害時にも応用できるものだと思います。今は新型コロナウィルスのため訪れる人も少ないようですが、ぜひ訪れて...
Read more東日本大震災やそれに伴う津波の教訓を後世に伝えていくための施設です。入館料は無料でした。
未曾有の大災害ということで、ここ以外にも同様の施設はあちこちにありますが、ここは釜石市のローカル的な内容が多かったです。
釜石市では、教員の適切な誘導とみんなが協力して助け合って避難することで、登校中の小学生の津波による犠牲者がゼロだったということで(ただし地震発生時にすでに帰宅していたり当日欠席していたりした生徒の犠牲者はいる)、これを釜石の奇跡と呼ばれています。それを伝える内容がメインのひとつでした。
一番印象的だったのが、その当事者の一人のコメント。 「奇跡だとは思わない。教わったことをみんなで協力して実行した結果なので。」
当事者にしか言えない重い言葉・・・。 いろいろと考えさせ...
Read moreこういう真実を伝える施設って是非とも残して欲しいよな
鵜住居の悲劇はほんまに人災でした
防災センターと銘打った施設に避難したところ津波をもろに受けて避難した人すべてが犠牲になるなんて…えげつない話や
しかも防災センターでありながらここは津波のときは避難しに来てはダメですよって言いながら町の津波避難訓練のときは件の防災センターを使用してたんやと
どこまでもおぞましい話や
小職が訪れた日に中学生が社会見学やと思うんやけど団体で来てました
震災の記憶なんてないであろう少年少女が特有の騒がしさと同時に食い入るように震災の遺品や資料を見てたのが印象的でした
我が国の若者はやっぱり頼...
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