南気仙沼の景勝地で、海蝕により削り取られた石灰岩が奇観を成しています。有名な「潮吹き岩」は押し寄せた荒波が石灰岩の隙間から吹きあがる現象で、時には数メートルの高さにもなるそうですが、私が訪れた日は快晴で波も穏やかであったためか、子供の背丈ほどの高さでした。この海が津波となって押し寄せて町を破壊したとは、知っていなければ想像すらできないでしょう。
岩井崎から歩いて一五分ほどのところには気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館があります。伝承館では東日本大震災直後の惨状がそのままの状態で保存されていますが、岩井崎でもゆがんだ看板や破損した柵の一部がそのままの状態で残されています。塩害による松並木の枯死も発生しましたが、モニュメントと灯台は損壊をまぬがれたようです。枯死した松のひとつが昇竜に見えるということで、復興のシンボルとなっています。壱岐の猿岩、男鹿のゴジラ岩とは異なり、どの方向から見てもそれっぽく見えます。
岩井崎に至る道々はいまだ大規模な工事中で、復興は道半ばにも至っていないように見えます。美しいだけでなくいろいろと考えさせられるところでもあります。今後の復興を祈念...
Read moreReally nice park to spend an evening at. It’s supposed to be a great place to watch the sunrise as well. Some parts of the area seem to be under...
Read more2019年3月10日にオープンしたばかりの気仙沼市 ...
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