令和3年7月に「ユネスコ世界文化遺産」に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡」 その中の一つ、北秋田市脇神にある「伊勢堂岱遺跡」にお邪魔してみました!
今日は伊勢堂岱遺跡そのものではなく、詳しく知るための施設「伊勢堂岱縄文館」をご案内します。
こちらの施設は、ユネスコ世界文化遺産に登録される以前の平成28年4月にオープンしました。
館内には、展示室・体験コーナー・ミュージアムショップなどの情報提供施設やトイレなどを備えた施設で、遺跡の保存・活用・公開の拠点です。
展示室入口では、伊勢堂岱遺跡の象徴である「板状土偶」の巨大なレプリカがお迎えしてくれます。すでに来館者が5万人もいらしてるんですね(@_@)
以前は有料の施設でしたが現在は無料でその影響もあり、また令和3年にユネスコ世界文化遺産に登録されたことで一気に入館者が増えたと思われます。
館内は幸いフラッシュを焚かなければ撮影自由(*^^)v 色々写真撮ってきましたが、皆さんが行くときのネタバレにならないよう、既にたくさんの方が投稿しているものばかりを公開します(...
Read more縄文館での説明は、地元の中学生がボランティアで行ってくれました。 (恐らく、中学生のボランティア活動は時期にも寄ると思いますが。)
遺跡のほうは地元のご年配の方のボランティアの方が丁寧な説明してくれました。
どちらも大変、分かりやすくて良かったです。
特に感じたことは、若い中学生の方がこうやって地元の遺産に対して、知る学ぶ機会を深め、さらに他の地域から来た色んな世代の人と語り合うことは、ボランティアとして経験された方の将来に非常に有意義なものになるのではないかなと思いました。
いい教育方法だと思います。
朝、9時からのオープンで遺跡も9時からでしか見学ができませんが、ここの場所は熊が出るらしく、安全確保のために9時からということです。 なので、初めに縄文館で受け付けをして、そのあと遺跡を見学していくということです。
ぱっと見では熊の説明がないので、なぜ?縄文館で受け付けしないとならないのか?というのが最初は理解できませんでした。
オープンになっている時間だと遺跡に直接見に行く人もいるかと思いますので、「熊が出没する」ので、という説明を大きく表示された方が良いように感じました。
遺跡としては素晴らしい遺跡でした。
環状列石が見事に残っています。
大湯環状列石万座遺跡も近くに(私の感覚だと近い感覚です。)ありますし、ホント、見どころの多い所です。
また、新たな...
Read more縄文時代の遺跡、伊勢堂岱遺跡に作られた資料館です。 以前は入場料がかかっていましたが、現在は無料です! 伊勢堂岱遺跡は4つのストーンサークルと遺構からなる大規模遺跡で、祭祀場跡ではないかと考えられていますが、沢山の出土品も見つかっています。 その出土品を集め伊勢堂岱遺跡の解説も加えた資料館が縄文館です。 この資料館の何よりも素晴らしいのが、本物の状態の良い出土品が沢山展示されていること。 縄文時代の出土品と言えば縄文土器ですが、それ以上に多種多様の土偶が特筆すべき部分です。 この地域の特徴となる板状土偶のシンプルなものから、縄文後期の複雑な造形の遮光器土偶、珍しい石に彫刻した岩偶と色々なタイプが一堂に集められています。 オリジナルの土偶グッズもたくさん売られていて、縄文好きにはたまらない資料館です。 遺跡本体を見に行くときは森の中を軽くトレッキングする感じです。 野鳥も多くみられ、先日は大き目の猛禽類もいました。 近くの川にはサケが遡上するとのこと。 自然豊かな場所なので、クマも出るので、受け付けでクマよけの...
Read more