南大東島に一泊後「日本一短い航空路」をつかって北大東島へ渡りました。しかし、この航空路は2024年7月31日には廃止となってしまいました。現在北大東島へのフライトは、那覇空港からの直行便が週4便あるのみです。フェリーという手はありますが、沖縄からの移動時間は約15時間で週に1便。しかも海象・気象によっては欠航も少なくないという航路です。ただ北大東島には桟橋がなく、乗下船にはクレーン&ゴンドラという珍しい手法が採られます。他ではまず経験できません。私はとある孤島で「クレーン&ゴンドラ」に乗りましたが、結構スリリングで面白いものでした。一度お試しください。 で、これが北大東島のスポットの一つ「台風岩」です。2009年10月の台風18号は最大瞬間風速58.9m/sを記録しました。その時の風で、この巨石が海岸から道路の法面まで「吹き転がされ」たのです。サイズは約4.6m×3.3m。重さへの言及は確認できませんでしたが、見た目では数10トンはあるんじゃないでしょうか。 ちなみに和歌山県西牟婁郡白浜町の海岸にも、台風直後に出現した巨石があります。サイズは約4.2m×1.2mで「サドンロック」と呼ばれています。ただしこちらは平たい形をしており、風圧で転がされたものではないようです...
Read more台風の脅威を感じられる場所。 『平成21年10月6日、台風第18号の際に地面の岩が猛烈な波風により吹き飛ばされ、道路擁壁にぶつかって止まった。それ以来台風岩の名前で親しまれ、景観ビューポイントになっている。 平成21年9月29日09時にマーシャル諸島付近で発生した台風第18号は、発達しながら西北西へ進み、4日 9時には中心付近の最大風速が55m/sの猛烈な台風となった。その後北西へ進み、中心付近の最大風速は50m/s と非常に強い勢力を維持しながら北上を続け、6日 06時頃に台風の暴風域に入り、7日2時頃には南大東島の北西 70キロの海上を北北東に進み、7日 16時頃に暴風域から抜けた。台風がかなり接近した時間帯6日 23時55分に南大東島で最大瞬間風速58.9m/s...
Read more2009年10月6日に島を襲った台風18号によって海の方から転がってきて道路側面に引っ掛かって止まった岩です。
道路から見るとさほど大きくは見えないかもしれませんが、路面は高くなっているのでそれを加味するとかなりの大きさだという事が分かります。
案内表示によると道路側から見て横4.6m、高さ3.3mの大きさがあるそうです。
この台風により、南大東島では瞬間最大で58.9m/s(時速にすると212km/h!)の暴風を記録したそうです。
宮古諸島下地島にある帯岩(1771年の大津波で運ばれてきて打ち上げられた巨岩)にも驚きますが、こちらは空気の力でこれだけの物が動かされるんだと...
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