2024年5月時点閉館中。展示は
朝日新聞社主の村山龍平が、はじめに明治33(1900)年頃にここ香雪美術館周辺の数千坪の土地を取得。当時、この一帯は六甲山の裾野の荒れ地だったのですが、村山が大阪から移り住んだこと等がきっかけで、明治から昭和初期にかけて大阪の実業家達が競ってこの地域に私邸を構えたらしい。
村山は当時、資本家仲間の寄合で「翁は、なんでも、広い山を買われたようですな」とからかわれたそう。同じ年、今度は海運業を営み甲南大学の創始者の1人である河内研太郎が土地購入。さらには1904年に住友銀行の初代支配人だった田辺貞吉が私邸を構えるなど、一気に資本家たちの邸宅が次々に建ち始めたのです。
「香雪美術館」は、村山龍平宅の敷地内にあり、村山の号「香雪」にちなんででつけられたのでしょう。今は長期休業中で、コレクションは中之島香雪美術館で展示されています。
その後、1905年(または1907年)、日本住宅(株)の阿部元太郎と田辺貞吉は、この辺り一帯を住吉村から借り、1万坪あまりの山林を上下水道の完備し...
Read more県外の友人と共に初めて訪れたのは20世紀。友人は、招待券と小さいお子さんたちを連れて、関西旅行に訪れたのだ。阪急御影駅前で待ち合わせ。私は早く行ったので、喫茶店で一服。 一緒に歩く通りには、オシャレなお店が並んでいた、と記憶している。途中、散歩中のセントバーナードとすれ違い、男の子たちは喜んでいた。素敵な町だなあ。 小山富士夫さんなどの作品が展示されていた。美術館までの道中、小山さんの一連の出来事、敬虔なクリスチャンであること、生真面目な方であること、などお人柄を、詳しく聞くことができた。 1995年阪神・淡路大震災のあと、片岡球子展を観るために訪れたとき、風景が変わっていた。道に迷ったのは、見慣れぬコンビニがあったから。今までの記憶を消さないと… 静かな住宅街ではあるけれど、雰囲気が新しくなったなあ… 片岡球子さんのファンは多かったから、年配の女性でにぎやか。明るい陽射しがよく似合う庭だった。 今、美術展のパンフレットを整理していたところ、2004年「小倉遊亀の世界」が出てきた。片岡球子さんではなく、小倉遊亀さんだったかなあ。私の記...
Read more今回開催の「茶の湯と工芸」展を以て暫く閉館されると友人の話に、近々京都行きを決めたばかり?!この機会に出向かなければご縁は無い!!と感じ一泊追加し駆け足で伺いました。12月7日京都入りし、9日朝京都→新大阪→住吉駅下車。柔らかな陽射しを初めての興味津々物見遊山の愉しい商店街を過ぎて、落ち着いた街路樹や瀟酒な住宅街に観とれながら別世界に立ち進みました♪コロナ禍の未だ治まらない中でしたが、来場者も疎らで、貴重なご所蔵の名品をゆっくり拝見出来ました、お庭は入場門から建物迄の前庭のみ散策出来て🍁紅葉が美しく老爺柿が風雅さで迎えて下さいました♪またいつか来訪を心よりお願いをお近くの神社さまにお願い致し、帰路に~ラッシユ前に帰宅🏠 *...
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