式内社で土佐国二宮と称される格式ある神社です。祭神は天津羽羽神(あまつははがみ) と天豊財重日足姫天皇(あめとよたからいかしひらたしひめのすめらみこと)となっています。 本殿は三間社切妻造で国の重要文化財で棟には置千木3個、勝男木5本を載せています。建物の周囲には脇障子や壁板に絵画が施されているほか、随所に繧繝彩色、極彩色、漆塗、金鍍金が施され、全体的に華麗に彩られています。

その本殿より幣殿、拝殿と続いています。拝殿前の石は天皇からの使者である勅使が座る場所とされていたそうです。

親子連れの珍しい狛犬があったり見どころはあります。でも、拝殿に続く参道はそれなりに綺麗でしたが、本殿の周辺は雑草や蜘蛛の巣だらけで、全く手入れされていませんでした。国の重要文化財、県や市の指定文化財がある神社とは思えない荒れようで、とても残念な気持ちになりました。 後、神社周辺は住宅地なので、駐車場付近の道や駐車場が狭いので注意が必要です。子供達の通学時間は特に気を付けて下さい。 (2024年4月25日に訪問)

朝倉神社を参拝後にいの町の椙本神社に行った時、椙本神社の管理をしていた人と少しお話をする機会があり朝倉神社の事を聞いた所、現在は管理する人がいないから荒れていると思います。行事がある時には事前に氏子さんが集まって掃除や準備をしている と言う事でした。