桑折西山城は国の史跡に指定されている。麓からの比高は100m程度で約15分で城域に到達するが、入口に熊に注意の看板が立っているので熊鈴を持参した方が良いかもしれない。
桑折西山城は鎌倉時代に築かれたとの伝承が残るが歴史の表舞台に出たのは1532年に伊達稙宗が本拠地を梁川城から移して以降である。その後、1548年に本拠地は米沢に移された。西山城は破却されたと伝わるが、中館・西館部分の石垣や西館の枡形虎口などから戦国時代後期までは使用されたようである。
遺構としては本丸部分にある建物跡、空堀、土塁、石垣、枡形虎口、門跡などが確認できる。特に西館の二重枡形虎口は必見である。
残念なのは整備が進んでいるのが本丸部分ぐらいでそれ以外の部分はかやり草が生い茂っていることである。見どころのある城址なのて一...
Read moreこおりにしやま城。 1532年、伊達14代植宗は梁川から桑折西山城に移した。 1542年天文の乱、伊達植宗は嫡子晴宗に捕らえられ西山城に幽閉された。 その後、足利義輝の仲介により和睦となり植宗は隠居し晴宗は居城を米沢に移し西山城は破却された。 新しい登り口ができたようで説明板、無料駐車場も完備、イノシシ柵の上が大手道ですが進入禁止、登っていくと従来の道と合流。大手口、本丸、西側曲輪、さらに西側に進むと中館、大規模空堀で遮断された西館、桝形形虎口と各所説明板も充実見どころ満載...
Read more伊達氏発祥の地。 駐車場から城内を散策しながらハイキング気分で登れる山城です。 城内入口に獣避けゲートがあります。 人気な城跡なので非常に良く整備されており、本丸からの眺めは最高です。 奥の西館等は上杉や蒲生時代の遺構なんでしょうか、巧妙な枡形虎口や館を囲む土塁には石積が積まれています。 幕末期には仙台藩により一度も撃たれなかった砲台陣地が残り、その土塁が残っています。 トイレや自販機が無いので事前に準備してから登城しましょう。 本丸に...
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