愛敬院は聖護院門跡を本山とする修験・山伏の寺院で、阿武隈渓谷自然公園内に境内があり、四季折々の景観を楽しませてくれる憩いの場となっております。 駒場瀧不動尊の歴史は古く今を去る壱千百年の昔、天台座主の慈覚大師が奥州ご巡錫のみぎり奥州鎮護霊山寺の鬼門の守りとして浄地を選らび、世の平安と人々の幸福を念じて激流岩をかこむここ駒場が滝において、自ら不動尊像を刻み、滝上の岩窟に祀られました。爾来、遠近の参詣者が絶たず、特に行者や山伏の修行の道場とし栄えました。 また、源平時代、平泉の藤原氏を留まっていた源義経主従が参詣の折、主君の武運を祈って、弁慶が騎馬のまま滝を跳び越え、岩上のくぼみが蹄跡と伝えられている。 当山では修験の寺院としてお不動さまのご縁日(28日)に修験独自の護摩祈祷、また一般の方を対象にした霊山峰入り修行等を行っています。
(再訪)令和5年2月14日 社務...
Read moreTVでヒメシャガが1万株も自生していて見頃だと放送していました。コロナの影響でヒメシャガ祭りは中止だけど、境内には自由に入れるそうなので8:00着。もっと早い方が密にならなかったかしら?と少し心配でしたが先客は2名でした。 本当に至る所に咲いていて立入禁止の場所もないのでゆっくりのんびり鑑賞しまして、気付いたら1時間も経っていました。 茅葺きの山門も立派で境内もキレイに整えられていて清々しい場所です。鐘はご自由にどうぞ、と。耳にキーンとくることのない柔らかな音色でした。
2年前の豪雨で山肌が崩れてしまい重機が入って工事をしていました。近くに川がありますが、橋桁に流された木や枝が挟まっていたり、川岸に大きな木が流れ着いてそのままになっていたり被害の大きさを目の当たりにしました。 帰り道ではたくさんのダンプカーとすれ違ったのでまだまだ工事が必要な...
Read more昔は丸森には修験者(山伏)のいる修験寺が沢山あり、不動尊境内にある愛敬院もその一つです。もともと修験宗とは役小角(えんのおずぬ)を祖とする古い仏教の一派で、護摩を焚き経文を唱え、祈祷を行い、自らは難行苦行を重ね、神験を習得することを業とし、かつては人々の願いを神仏に祈る仲立ちを行っていました。 愛敬院は一旦廃寺となりましたが、この寺の別当寺としていた不動堂が新たに愛敬院として引継ぎ、地区の人たちに守られて栄えてきました。 愛敬院の山門として文化・文政のころに建てられたといわれている仁王門は町の指定有形文化財になっており、のちに義民といわれた菊地多兵衛が浄財を集めて建築寄進し...
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