四国へのドライブ旅行の途中で、鳴門岬に立ち寄りました。誰もが知る鳴門の渦潮のダイナミズムを、ただの観光としてではなく、地球規模の物理現象として捉えると、この場所の知的な興奮度が格段に上がるのを感じました。 この渦潮は、単に潮の流れが速いだけではないんですよね。瀬戸内海(播磨灘)と紀伊水道(太平洋)の干満のタイミングに約6時間もの大きな時間差があること、そしてその結果として、最大1.5メートルもの水位差が海峡を挟んで発生すること。これが、時速20kmにも達する世界でも有数の強潮流を生み出す根本原理だと知ると、自然の力の壮大さに圧倒されます。 さらに興味深いのは、その地理的・地質学的要因です。海峡の幅がわずか約1.3kmと極端に狭くなっていること、そして海底がV字型に深く落ち込み、最深部が90mにも達する独特な地形。この地形が、中央の速い主流と両岸付近の緩やかな流れとの間に速度差を作り出し、そのせん断応力によって渦(剥離渦)が生成されるメカニズムは、まさに自然が生んだ精巧な流体力学の実験場です。 特に春と秋の大潮の時期には、直径が20〜30mにもなる世界最大級の渦潮が出現するわけですから、この自然現象を構成する複数の要素の絶妙な収束点に、今私が立っているのだと考えると、知的な満足感がありました。 大鳴門橋の存在もまた、自然景観と人工構造物のコントラストとして非常に魅力的です。「渦の道」のような橋桁に設けられた見学施設から、この巨大な渦潮を上から観察できるというのは、土木技術と自然現象との調和という点で、現代のインテリジェンスを感じさせるものでした。 世界三大潮流の一つに数えられる鳴門海峡は、単に美しい景色だけでなく、地質学的歴史(約7,000万年前の和泉層群)から天体(月と太陽の引力)の影響まで、多くの要素が複合した自然科学の驚異を体感でき...
Read moreバイクでよく目指しました。バイカーは先端を目指したくなるものです。 駐車場から少し歩くと道の駅があり、そこから下に下るとあります。 タイミングよければ渦潮も見ることができるでしょう。さらにタイミングがよければ、地元の案内人?の片がボランティアで説明してくれます。レアです。 潮の流れもよく観察できて風が強いですが、夕方の日の入りも素晴らしい 眺望です。バイカーならずともぜひ、淡路島へ行ったなら立ち寄るべき。 淡路島は色々観光スポットが多いので、四季折々の名所があります。 食べ物も美味しいし(若干高め)素晴らしい島です。食料自給率100%! もう独立国家でも問題ない島w まだまだ行ってない場所も沢山あるので 色々探索してまたレ...
Read more私が訪れたその時は、残念ながらうずしおが静かにしてました。次回は、時間をうずしおに合わせて訪問したいです。当然、車が必要ですが、皆さん考えることは一緒かな?休日は訪問者が多くなると、細く突き出た岬の先なので、駐車場が一杯になり、制限がかかりかなり手前の駐車場で警備員に止められ、循環バスでの送迎となります。 淡路島北端に架かる橋とは規模が小さくなり見劣りはしますが、このうずしおがあるのでまた違う見概があります。当然、対岸が近くに見えます。道の駅施設裏手から降りていくと身近でうずしおを見たり、橋の下側から橋を見上げることも可能です。皆さん方、結構...
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