福島県南相馬市にある「相馬小髙神社」へ先日、家族と参拝してきました。ここは、長い歴史を持つだけでなく、東日本大震災と原子力災害からの復興の歩みを刻む、非常に感慨深い場所でした。特に、相馬野馬追という壮大な伝統神事の中心地として、その歴史と文化に触れることができ、忘れられない体験となりました。
歴史と復興が息づく静かな境内 相馬小髙神社は、かつて相馬氏の本拠地であった小高城の跡地に鎮座しています。鬱蒼とした木々に囲まれた境内は、とても静かで神聖な雰囲気が漂っています。鳥居をくぐり、石段を登っていくと、立派な本殿が見えてきます。
この神社は、震災と原発事故で一時避難区域となった小高区に位置しており、私たちも訪れる前は、どのような状況になっているのだろうと想像していました。しかし、実際に訪れてみると、丁寧に整備され、清掃が行き届いた境内に、復興への力強い歩みを感じることができました。静かに参拝されている地元の方々の姿も見かけ、地域の人々にとって、この神社が心の拠り所となっていることが伝わってきました。
相馬野馬追の舞台に感動 相馬小髙神社は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「相馬野馬追」において、最も重要な神事の一つである「野馬懸(のまかけ)」が行われる場所として有名です。境内には、野馬懸の石碑や、当時の様子を伝える額が奉納されており、その歴史と迫力を感じることができます。
野馬追は、戦国時代の甲冑をまとった騎馬武者たちが駆け巡る、勇壮な祭りです。この静かな境内が、年に一度、多くの人々で賑わい、荒々しい馬を素手で捕らえる神事が行われるのだと思うと、想像するだけで胸が高鳴りました。子どもたちも、写真や説明を熱心に見て、目を輝かせながら「見てみたい!」と興奮していました。いつか、この場所で実際に野馬懸を見ることができたら、どんなに感動するだろうと思います。
四季折々の美しさも魅力 私たちが訪れた時期は新緑が美しかったですが、相馬小髙神社は、桜の名所としても知られているそうです。春にはソメイヨシノやしだれ桜が咲き乱れ、境内が淡いピンク色に染まる景色は圧巻だとか。また、紅葉の季節も美しいと聞きました。四季折々の表情を見せる境内で、歴史と自然の両方を感じることができるのは、とても贅沢なことだと感じました。
相馬小髙神社は、単なる歴史的な神社というだけでなく、震災と復興、そして地域に伝わる伝統文化の力強さを感じさせてくれる、非常に印象深い場所でした。過去を学び、未来へ向かう福島の今を肌で感じたい方には、ぜ...
Read more親戚が関西から福島県南相馬市に転勤となり、観光を兼ねて定期的に原町に訪れています。 この地に訪れ国指定重要無形民俗文化財の『相馬野馬追い』があり、この相馬小高神社、相馬太田神社、相馬中村神社の相馬三妙見社の一つとして🐎相馬野馬追が当地から出陣する と知りました。 是非訪れてみたいと思い今回お正月に伺うことが出来ました。😉✌️
相馬小高神社は、元享3年(1323)に相馬孫五郎重胤公が下総国から当地へ御国換となった際に氏神として尊崇していた妙見神を、小高城内に祀り創建、慶長16年(1611)に廃城となってからも妙見社としてお祀りされ、明治維新後の神仏分離により小高神社と改称されました。
境内が福島県指定史跡であるほか、福島県指定有形民俗文化財である江戸時代の『相馬野馬追額』を所蔵されています。 相馬野馬追の最終日は境内で最も重要な神事「野馬懸」も行われます。
境内にはソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラなど約120本が植えられており、桜の名所としても知られている様です。 またお花見🌸シーズンと野馬追い開...
Read moreBeautiful temple were the Soma nomaoi festival takes place on the last day. Lots of shades,...
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