和歌山県を流れる小川。 日本全国には様々な河川がありますが、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町を流れる二級河川「ぶつぶつ川」は全長13.5メートルと日本一短い河川であり、マニアックな旅行者の寄り道ポイントの一つとして、知る人ぞ知る特異でユニークな河川となっています。 チャーミングな名前はフツフツと清水が湧き出していることから昔から、ぶつぶつ川と呼ばれてきたそうで、「みずのみば」と書かれた木製看板下の脇から勢いよく湧水が出てきているのがわかります。 湧水は非常に冷たく澄んでおり、夏場には涼みにやって来るのに、もってこいの場所と言えるでしょう。 昔から今に至るまで地域の方に利用される生活に欠かせない河川で、野菜や道具などを洗ったりする貴重な水源として大切に守られているそうです。 ぶつぶつ川の説明の看板などが建てられてはいるものの駐車スペースと言える場所がないので、訪れる際には注意が必要です。 個人的には、当初旅の中での単なる立ち寄り場所として期待はしておりませんでしたが、実際に訪れてみたところ、非常に個性的な川でおもしろく、涼やかな湧水に癒されて短時間でリフレッシュすることができました。 小さくてかわいらしいぶつぶつ川の横には簡易なベンチも設けられていますので旅の途中で軽く一休み、時間が許すのであれば付近の豊かな生態系の観察をされてい...
Read more国内最短の川です。川の長さはわずか13.5メートル。成人男性の歩幅で数歩歩けば、端から端まで渡れてしまいます。
二級河川に認定されたのは2008年と、比較的新しい河川です。二級河川に認められるには、「公共の利害に重要な関係がある」との条件があります。実はこんなに短いぶつぶつ川ですが、近隣の住民からは生活用水として大切にされているのだとか。
ちなみに、非常にキレイな水質なので飲むことも可能です。2011年の台風12号の影響で大規模な断水があったときは、多くの人がぶつぶつ川に訪れ、行列をなしたそうです。(あくまで自然に湧き出る水のため、個人が健康への影響を保証できません。飲む飲まないの判断は、自己責任でお願いします。)
那智勝浦町のメインストリート、国道42号線沿いを走り、脇道に入ればすぐに到着します。玉の浦海水浴場が隣接しているので、夏のシーズン中以外なら無料で駐車できます。
やはり日本一短い川なので、正直インパクトはありません。ただ、非常に立ち寄りやすい場所にあるので、少し休憩するくらいの気持ちで気軽に訪れ...
Read more以前、火野正平さんのTV番組でこちらを訪れていたので存在を知りました。 一度は見てみる価値があると思いますよ。
川の最上流部は湧き出し水で『みずのみば』、そこから3メートルほど下流に『やさい』の表示。 地域の方が野菜を洗ったりするのに今でも利用されているそうです。
この小さな川はとても美しいクリアな水が流れていて、小さなカニ、巻貝、小さな魚、小さなエビを見ることも出来ました。
当日は2月12日、手をそっと川に浸けてみましたが、見た目は冷たそうな感じでしたけど全然冷たくありませんでした。
湧き出しの所をずっと眺めていたら、名前の由来となったふつふつと水が湧いている場所の川底から小さな気泡もふつふつと出て来ました。
一瞬で全流程を見渡せる『ぶつぶつ川』でしたが、なんだかわか...
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