甘櫟前神社の傍らにある 山道より登頂しました。
その日は昼頃に 甘櫟前神社前まで車で来ましたが その神社前の駐車スペースで 地元の自治会 もしくは山岳会らしき方々が 数人集まっており 登山道の保安整備の為か 同じく登山口より入山する タイミングみたいでした。
初めて立ち寄った山、城跡なので 確認の為に その自治会(?)の責任者らしき方に 2、3質問と お話を伺ったところ 快く答えてくださり また、 途中まで一緒に同行してくださると 言っていただきました。
何しろ初めての山で 不安でしたので そのお申し出を 有り難く頂戴いたしました。
登り口序盤の山道は 枯葉、枝木、草が多く目につき 鬱蒼とした感じの杉林でしたが 地元の「登山隊」の方々が 同行してくださったので 心強く登山できました。
その後、 自治会(登山隊)の方々とは別れ 更に「山本山城跡」を目指して ひたすら山道を上がって行きましたが 途中から勾配が 急になり始めました。
山道の幅員は割りに広かったのですが 路面はことごとく 階段のない山肌の登り坂でしたので 足下が滑って転倒しそうでした。 (ちなみに下山時は2回尻餅を突きました)
山頂に到着すると頂上スペースは 割りに広く 「奥琵琶湖」の 素晴らしい景色が見えました。
「城跡」の名残りは あまり確認できませんでしたが 此処から賤ヶ岳へも 行けるとの道標がありました。 魅力的な案内板でしたが 今回は時間の都合の為諦めました。
また、 城跡に佇み景色をみていると
何百年も前にも 同じ場所で同じ景色を見て 同じく今の自分のようなことを 思っていた方がいたんだろうなぁ… なんて 考えたり…
ちょっと不思議な感覚も あったりしました。
「兵どもが夢の跡…」
古戦場だったこの場所は 言い伝えや古の伝承と 風化した面影しかなく 本当のところは誰も知らない。 当時の想いは 時空を越えて 遥か彼方で 合間見えるのかな…
なんて 今更ですが 感慨深い気持ちになったりも しました。(笑)
最後に 登山後の感想ですが 里山的に見えますが 結構 急勾配で登り難く 標高は324mありますので 最低限、 登山靴、水筒が必要と思いました。
また、 スズメバチや 熊🐻もたまに出没すると 言うことなので 各々の判断でしっかりと 準備をするのをお薦めします。
もう訪れる事はないと思いますが 良い思い出となりました。
PS: 途中迄、 同行していただいた皆さん ...
Read more朝日神社の駐車場から登山口はすぐです。山本山城の標高は324mで比高は約235mとなっています。案内では山頂まで40分となっていますが、30分程度で登ることができます。ただし、勾配はけっこうキツいのでしっかりした靴とトレッキングポールもしくは杖があった方が良いかもしれません。杖は入口から少し進んだとこらにある寺に置かれていますので借りると良いと思います。 登山道は三の丸から主郭に入り、そのまま連郭式に馬場、小郭が連なっています。土の城で石垣などはありませんが、堀切、土橋、土塁などが確認できます。 山城としてはよくあるタイプの城ですが、特筆すべきはその眺望です。琵琶湖のすぐ近くにある山城ですので、主郭から竹生島、奥琵琶湖が見渡せ、たいへん綺麗です。ここからの景色は一見の価値ありだと思います。 ここから賤ヶ岳まで縦走が可能で、約7kmのハイキングコースとなっています。 山本山城は小谷城の支城で阿閉氏が守っていました。よく粘りましたが、後に降伏。小谷城落城の一因ともなりました。 阿閉氏はその後、本能寺の変に際し明智方についたため豊臣秀吉に滅ぼされ山本...
Read more綺麗に整備され案内板等行き届いてます。何より琵琶湖遠望がとても綺麗です。ここまでならハイキング気分でも行けるのでお弁当でもいかがですか。ゴミは持ち帰りですよ!
案内板には以下のようにあります。 山本山標高324.9m この山の別名は朝日山、田中山、白山と言い、また、その優美な形が琵琶湖のどこから見ても、すぐにわかることから見当山ともいいます。この山が地上と湖上を見渡す重要な位置にあることから、平安時代から戦国時代にかけて山城が築かれ、土塁と堀切の跡に古城の姿を...
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