1917年、現在地に創建された久清神社と、北約600mの要害山にあった赤猪神社が、1920年に合祀され現在の赤猪岩神社となりました。要害山の旧地に赤猪岩が残されています。 祭神は大国主神です。 大国主の兄神たち(八十神)は、白兎の予言通り八上比売(ヤガミヒメ)と結婚した大穴牟遅神を憎み、殺してしまおうと企んで大国主を伯耆の山麓へ連れて行きました。そして「珍しい赤い猪を山の上から追い立てるので下で捕まえろ。」と話しました。転がり落ちてくる真っ赤な岩を猪として受け止めようとしたため大国主神の身体がたちまちその赤く焼けた岩膚にこびりついて、焼き潰されて絶命しました。 これを知った大国主の母・刺国若比売は嘆き悲しみ、高天原に上り神産巣日之命(カミムスビ)に救いを求めたところ、赤貝の神・𧏛貝比売(キサガヒヒメ)と蛤の神・蛤貝比売(ウムギヒメ)の2柱の女神が地上に遣わされました。𧏛貝比売が貝殻で大穴牟遅神の体を岩からはがし、蛤貝比売が母乳と清水井の水で練った薬を大国主神の体に塗りつけました。すると大国主神は大火傷が治り元の麗しい姿となって息を吹き返した。 大穴牟遅神を焼き潰し殺したとされる岩が境内に祀られています。また蛤貝比売が薬を練るために水を汲んだ清水井と言い伝えられている泉が、赤猪岩神社から徒歩...
Read more大國主の命後が、兄弟に殺され母親により蘇ったという再生伝説の地
古事記によると、
“兎の言つた通り、ヤガミ姫は大勢の神に答えて「わたくしはあなたたちの言う事は聞きません。大國主の命と結婚しようと思います」と言いました。そこで大勢の神が怒つて、大國主の命を殺そうと相談して伯耆の國のテマの山本に行つて言いますには、「この山には赤い猪がいる。わたしたちが追い下すからお前が待ちうけて捕えろ。もしそうしないと、きつとお前を殺してしまう」と言つて、猪に似ている大きな石を火で燒いて轉がし落しました。そこで追い下して取ろうとする時に、その石に燒きつかれて死んでしまいました。そこで母の神が泣き悲しんで、天に上つて行つてカムムスビの神のもとに參りましたので、赤貝姫と蛤貝姫とを遣つて生き還らしめなさいました。”
抜粋:: 稗田の阿禮、太の安萬侶 ...
Read more赤猪岩神社 #磐座 iwakura 鳥取の磐座巡礼の旅にて 参拝しました。 鳥取県 南部町 #赤猪岩神社 の磐座 拝殿の左隣に 巨木が鬱蒼と茂り その後ろに磐座があります。
この辺りは古墳も多い為 古墳の石室の頭部分ではなかろうかとも おもわれるが 真実は如何に?
手間要害山という山が この神社の近くにあり その山の山腹に赤猪岩の本当の磐座と云われる岩が、あります。 出雲にも近い鳥取県西部には古事記にも出てくる 神話所縁の 地が多く存在しています。この神社と、磐座は 大國主の命と深く関わり この辺りは 大國主尊 復活の地ともいわれています。 祈りをあげると 水龍が居ました。
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