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Forest of Suisokuken — Attraction in Niiza

Name
Forest of Suisokuken
Description
Nearby attractions
Heirin-ji Precinct Forest
3 Chome-1-1 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
Nearby restaurants
架け橋
1 Chome-14-2 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
indian restaurant chandani
1 Chome-13-47 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
Pesce Piatto えのき
4 Chome-1-22 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
Gatten Shokudo Ooshimaya Niiza Branch
8 Chome-1-19 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
ガスト 新座野火止店
1 Chome-10-27 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
KFC Niiza Nobitome Shop
8 Chome-1-16 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
らーめん 正来
1 Chome-2 Honda, Niiza, Saitama 352-0022, Japan
Sushi & Shabu-Shabu Yuzu-An
4 Chome-2-9 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
Yoshinoya
1 Chome-7-20 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
Nearby hotels
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Keywords
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Forest of Suisokuken
JapanSaitama PrefectureNiizaForest of Suisokuken

Basic Info

Forest of Suisokuken

1 Chome-20-12 Nobitome, Niiza, Saitama 352-0011, Japan
3.8(55)
Closed
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spot

Ratings & Description

Info

Outdoor
Adventure
Scenic
Off the beaten path
Pet friendly
attractions: Heirin-ji Precinct Forest, restaurants: 架け橋, indian restaurant chandani, Pesce Piatto えのき, Gatten Shokudo Ooshimaya Niiza Branch, ガスト 新座野火止店, KFC Niiza Nobitome Shop, らーめん 正来, Sushi & Shabu-Shabu Yuzu-An, Yoshinoya
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city.niiza.lg.jp
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Fri9 AM - 3:30 PMClosed

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Reviews

Nearby attractions of Forest of Suisokuken

Heirin-ji Precinct Forest

Heirin-ji Precinct Forest

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4.3

(104)

Closed
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Things to do nearby

Shinjuku Izakaya Tour with an Expert
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Fri, Dec 12 • 11:30 AM
160-0023, Tokyo Prefecture, Shinjuku City, Japan
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Explore Tokyo’s Car Scene in a Nissan Skyline
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Fri, Dec 12 • 7:30 PM
150-0002, Tokyo Prefecture, Shibuya, Japan
View details

Nearby restaurants of Forest of Suisokuken

架け橋

indian restaurant chandani

Pesce Piatto えのき

Gatten Shokudo Ooshimaya Niiza Branch

ガスト 新座野火止店

KFC Niiza Nobitome Shop

らーめん 正来

Sushi & Shabu-Shabu Yuzu-An

Yoshinoya

架け橋

架け橋

4.1

(98)

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indian restaurant chandani

indian restaurant chandani

4.2

(27)

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Pesce Piatto えのき

Pesce Piatto えのき

4.3

(43)

Click for details
Gatten Shokudo Ooshimaya Niiza Branch

Gatten Shokudo Ooshimaya Niiza Branch

3.6

(409)

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Reviews of Forest of Suisokuken

3.8
(55)
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5.0
3y

ふと、睡足軒の文字が目に入り興味を抱いたのですが、なんと平林寺のすぐ傍でした。実は、平林寺を訪問(2019/12月)したあと、短時間でしたが、立ち寄っていたことに気付いたのです。平林寺の紅葉などをたっぷり撮っていましたので、もう十分でした。入り口近辺を数枚撮っただけで、その場を辞していました。 そもそも「睡足軒の森」がどういう場所であるかさえ、全く知りませんでした。 しかしながら、平林寺内では、何をなさっていた方かは存じあげないが、松永安左エ門氏のお墓があることには気付いていました。一般の人とは異なる場所だったからです。他の写真に、松永ご夫妻のお墓が映り込んでいましたので、切り出してみました。どこの霊園でも見掛けるシンプルなお墓です。

他の方がアップされている写真を見るだけでも、惹きつけられるものがありました。(優れた写真が多い。) 木々の紅葉の鮮やかな色彩がとりわけ見事というより、睡足軒の庭が醸し出している雰囲気なのかもしれません。平林寺とは道を挟んでほぼ向かい合っていますが、修行僧によって手入れがなされている庭とは、空気の鋭さに違いがあるようにも感じられました。 お茶会などが催される「睡足軒」や、座禅、ときにはギャラリーとして使用されている「紅葉亭」は、写真で拝見する限り、手入れが行き届いていると感じさせられます。

江戸時代、高崎藩の陣屋があった場所に、松永耳庵が昭和13年(1938年)、飛騨高山の古民家を移築し、当初は「睡足庵」と称していたとのこと。昭和46 年(1971年)、松永耳庵逝去の後、菩提寺(一子夫人が耳庵84歳の時に逝去)である平林寺が譲り受けています。その後、睡足軒と名称が変わり、しばらくは僧房として使用されていたとのことです。しかし、修行僧が減少し、睡足軒が使われなくなっていったようです。 平成14年(2002年)、平林寺から新座市に無償貸与されています。 そして、平成28年(2016年)8月1日に、「睡足軒」(所有者平林寺)が、国登録有形文化財(建物)に指定されています。

少しずつ調べていくと次々と枝分かれしてしまう出来事に出くわし、その度に疑問が湧いてくるのですが、私の力量を超えていました。少なくとも、口コミを書くためには、相当程度簡略化せざるを得ないと思われました。 日本の電力王としての「松永安左エ門」は、近代三茶人の一人としての「松永耳庵」という、もうひとつの顔を併せ持っていました。 いつから茶を始めたのか。昭和9年(1934年59歳頃)には耳庵を名乗っています。その数年前の昭和5年(1930年)、所沢に現在の東久留米市の庄屋の古民家を移築、「黄林閣」(柳瀬荘)と称しています。昭和16年(1641年、66歳)からは、しばらくそこに住まっていたようです。いつ頃からでしょうか。平林寺の「第21世峰雄大休老師」との深い交流があったようです。その縁で、山門に仁王像(他の寺院から譲り受けている)を寄贈しています。睡足軒の創製も同様だったのかもしれません。(推測です)

戦後、請われて電力事業の再編成に携わります。国家事情の民営化を敢行し、全国の電力事業を9分割しています。電気料金を7割も値上げなどして、反発もくらっています。(新たな産業を興し、発展させるには、多くの電力を必要するという判断があったとのこと) 松永安左エ門が「電力の鬼」と称されるようになったのは、この頃からのようです。

昭和21年(1946年)に、所沢の山荘を処分し、小田原に居を移しています。晩年は、小田原の「老欅荘」(ろうきょそう)で過ごし、昭和46年(1971年)、永眠。 山荘、収集した書画・骨董は全て寄贈。所沢の柳瀬荘(黄林閣を含む)は、東京国立博物館に寄贈されています。小田原にも寄贈。記念館があります。松永氏の生まれ故郷である長崎県の壱岐にも記念館が建設されています。福岡市美術館には、336点の書画などを寄贈。松永コレクションとして、web 上でも観ることができます。

松永氏についての著書も多く出版されています。2015年には、NHK で「経世済民の男 鬼と呼ばれた男~松村安左エ門」というタイトルでドラマ化されていることも、今回初めて知りました。

私見 お好みの古民家を複数移築されていますが、解体してから、補修工事も含めて、再度組み立てる訳ですから、莫大な費用を要したであろうと思われました。

付記 新座市HP、所沢市HP、東上沿線物語、長崎県壱岐の松永記念館、Wikipedia ...

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4.0
5y

This garden has limited hours in which they are open but it is a pleasant stroll if you are in the Heirinji area. It only takes a couple minutes to walk the grounds but it has a lovely koi pond and it a wonderful detour if you...

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3.0
4y

平林寺の総門から道路を挟んで向かいにあるのが『睡足軒の森』。

この敷地は天然記念物・平林寺境内林の一部で、現在国登録有形文化財となっている古民家「睡足軒」が建つ。

「電力王」「電力の鬼」とも呼ばれた松永安左エ門(小田原の旧宅跡『老欅荘』とその庭園はこちら)がこの土地を購入。昭和初期に飛騨高山の江戸後期の民家を移築、園庭を整備し、お茶を楽しむ草庵として利用していたそう。

なおこの古民家の購入を手伝ったのが横浜『三溪園』を作った原三渓だった。

その後「睡足軒」は平林寺に譲渡されたのち、平成年代に新座市に無償譲渡、『睡足軒の森』としてオープン。睡足...

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更紗空木更紗空木
ふと、睡足軒の文字が目に入り興味を抱いたのですが、なんと平林寺のすぐ傍でした。実は、平林寺を訪問(2019/12月)したあと、短時間でしたが、立ち寄っていたことに気付いたのです。平林寺の紅葉などをたっぷり撮っていましたので、もう十分でした。入り口近辺を数枚撮っただけで、その場を辞していました。 そもそも「睡足軒の森」がどういう場所であるかさえ、全く知りませんでした。 しかしながら、平林寺内では、何をなさっていた方かは存じあげないが、松永安左エ門氏のお墓があることには気付いていました。一般の人とは異なる場所だったからです。他の写真に、松永ご夫妻のお墓が映り込んでいましたので、切り出してみました。どこの霊園でも見掛けるシンプルなお墓です。 他の方がアップされている写真を見るだけでも、惹きつけられるものがありました。(優れた写真が多い。) 木々の紅葉の鮮やかな色彩がとりわけ見事というより、睡足軒の庭が醸し出している雰囲気なのかもしれません。平林寺とは道を挟んでほぼ向かい合っていますが、修行僧によって手入れがなされている庭とは、空気の鋭さに違いがあるようにも感じられました。 お茶会などが催される「睡足軒」や、座禅、ときにはギャラリーとして使用されている「紅葉亭」は、写真で拝見する限り、手入れが行き届いていると感じさせられます。 江戸時代、高崎藩の陣屋があった場所に、松永耳庵が昭和13年(1938年)、飛騨高山の古民家を移築し、当初は「睡足庵」と称していたとのこと。昭和46 年(1971年)、松永耳庵逝去の後、菩提寺(一子夫人が耳庵84歳の時に逝去)である平林寺が譲り受けています。その後、睡足軒と名称が変わり、しばらくは僧房として使用されていたとのことです。しかし、修行僧が減少し、睡足軒が使われなくなっていったようです。 平成14年(2002年)、平林寺から新座市に無償貸与されています。 そして、平成28年(2016年)8月1日に、「睡足軒」(所有者平林寺)が、国登録有形文化財(建物)に指定されています。 少しずつ調べていくと次々と枝分かれしてしまう出来事に出くわし、その度に疑問が湧いてくるのですが、私の力量を超えていました。少なくとも、口コミを書くためには、相当程度簡略化せざるを得ないと思われました。 日本の電力王としての「松永安左エ門」は、近代三茶人の一人としての「松永耳庵」という、もうひとつの顔を併せ持っていました。 いつから茶を始めたのか。昭和9年(1934年59歳頃)には耳庵を名乗っています。その数年前の昭和5年(1930年)、所沢に現在の東久留米市の庄屋の古民家を移築、「黄林閣」(柳瀬荘)と称しています。昭和16年(1641年、66歳)からは、しばらくそこに住まっていたようです。いつ頃からでしょうか。平林寺の「第21世峰雄大休老師」との深い交流があったようです。その縁で、山門に仁王像(他の寺院から譲り受けている)を寄贈しています。睡足軒の創製も同様だったのかもしれません。(推測です) 戦後、請われて電力事業の再編成に携わります。国家事情の民営化を敢行し、全国の電力事業を9分割しています。電気料金を7割も値上げなどして、反発もくらっています。(新たな産業を興し、発展させるには、多くの電力を必要するという判断があったとのこと) 松永安左エ門が「電力の鬼」と称されるようになったのは、この頃からのようです。 昭和21年(1946年)に、所沢の山荘を処分し、小田原に居を移しています。晩年は、小田原の「老欅荘」(ろうきょそう)で過ごし、昭和46年(1971年)、永眠。 山荘、収集した書画・骨董は全て寄贈。所沢の柳瀬荘(黄林閣を含む)は、東京国立博物館に寄贈されています。小田原にも寄贈。記念館があります。松永氏の生まれ故郷である長崎県の壱岐にも記念館が建設されています。福岡市美術館には、336点の書画などを寄贈。松永コレクションとして、web 上でも観ることができます。 松永氏についての著書も多く出版されています。2015年には、NHK で「経世済民の男 鬼と呼ばれた男~松村安左エ門」というタイトルでドラマ化されていることも、今回初めて知りました。 私見 お好みの古民家を複数移築されていますが、解体してから、補修工事も含めて、再度組み立てる訳ですから、莫大な費用を要したであろうと思われました。 付記 新座市HP、所沢市HP、東上沿線物語、長崎県壱岐の松永記念館、Wikipedia 等を参照させていただきました。年数の一致が見られないケースが幾つかありました。
Victor EbyVictor Eby
This garden has limited hours in which they are open but it is a pleasant stroll if you are in the Heirinji area. It only takes a couple minutes to walk the grounds but it has a lovely koi pond and it a wonderful detour if you have the time.
友田一弥友田一弥
平林寺の総門から道路を挟んで向かいにあるのが『睡足軒の森』。 この敷地は天然記念物・平林寺境内林の一部で、現在国登録有形文化財となっている古民家「睡足軒」が建つ。 「電力王」「電力の鬼」とも呼ばれた松永安左エ門(小田原の旧宅跡『老欅荘』とその庭園はこちら)がこの土地を購入。昭和初期に飛騨高山の江戸後期の民家を移築、園庭を整備し、お茶を楽しむ草庵として利用していたそう。 なおこの古民家の購入を手伝ったのが横浜『三溪園』を作った原三渓だった。 その後「睡足軒」は平林寺に譲渡されたのち、平成年代に新座市に無償譲渡、『睡足軒の森』としてオープン。睡足軒の前には庭園も広がる。
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ふと、睡足軒の文字が目に入り興味を抱いたのですが、なんと平林寺のすぐ傍でした。実は、平林寺を訪問(2019/12月)したあと、短時間でしたが、立ち寄っていたことに気付いたのです。平林寺の紅葉などをたっぷり撮っていましたので、もう十分でした。入り口近辺を数枚撮っただけで、その場を辞していました。 そもそも「睡足軒の森」がどういう場所であるかさえ、全く知りませんでした。 しかしながら、平林寺内では、何をなさっていた方かは存じあげないが、松永安左エ門氏のお墓があることには気付いていました。一般の人とは異なる場所だったからです。他の写真に、松永ご夫妻のお墓が映り込んでいましたので、切り出してみました。どこの霊園でも見掛けるシンプルなお墓です。 他の方がアップされている写真を見るだけでも、惹きつけられるものがありました。(優れた写真が多い。) 木々の紅葉の鮮やかな色彩がとりわけ見事というより、睡足軒の庭が醸し出している雰囲気なのかもしれません。平林寺とは道を挟んでほぼ向かい合っていますが、修行僧によって手入れがなされている庭とは、空気の鋭さに違いがあるようにも感じられました。 お茶会などが催される「睡足軒」や、座禅、ときにはギャラリーとして使用されている「紅葉亭」は、写真で拝見する限り、手入れが行き届いていると感じさせられます。 江戸時代、高崎藩の陣屋があった場所に、松永耳庵が昭和13年(1938年)、飛騨高山の古民家を移築し、当初は「睡足庵」と称していたとのこと。昭和46 年(1971年)、松永耳庵逝去の後、菩提寺(一子夫人が耳庵84歳の時に逝去)である平林寺が譲り受けています。その後、睡足軒と名称が変わり、しばらくは僧房として使用されていたとのことです。しかし、修行僧が減少し、睡足軒が使われなくなっていったようです。 平成14年(2002年)、平林寺から新座市に無償貸与されています。 そして、平成28年(2016年)8月1日に、「睡足軒」(所有者平林寺)が、国登録有形文化財(建物)に指定されています。 少しずつ調べていくと次々と枝分かれしてしまう出来事に出くわし、その度に疑問が湧いてくるのですが、私の力量を超えていました。少なくとも、口コミを書くためには、相当程度簡略化せざるを得ないと思われました。 日本の電力王としての「松永安左エ門」は、近代三茶人の一人としての「松永耳庵」という、もうひとつの顔を併せ持っていました。 いつから茶を始めたのか。昭和9年(1934年59歳頃)には耳庵を名乗っています。その数年前の昭和5年(1930年)、所沢に現在の東久留米市の庄屋の古民家を移築、「黄林閣」(柳瀬荘)と称しています。昭和16年(1641年、66歳)からは、しばらくそこに住まっていたようです。いつ頃からでしょうか。平林寺の「第21世峰雄大休老師」との深い交流があったようです。その縁で、山門に仁王像(他の寺院から譲り受けている)を寄贈しています。睡足軒の創製も同様だったのかもしれません。(推測です) 戦後、請われて電力事業の再編成に携わります。国家事情の民営化を敢行し、全国の電力事業を9分割しています。電気料金を7割も値上げなどして、反発もくらっています。(新たな産業を興し、発展させるには、多くの電力を必要するという判断があったとのこと) 松永安左エ門が「電力の鬼」と称されるようになったのは、この頃からのようです。 昭和21年(1946年)に、所沢の山荘を処分し、小田原に居を移しています。晩年は、小田原の「老欅荘」(ろうきょそう)で過ごし、昭和46年(1971年)、永眠。 山荘、収集した書画・骨董は全て寄贈。所沢の柳瀬荘(黄林閣を含む)は、東京国立博物館に寄贈されています。小田原にも寄贈。記念館があります。松永氏の生まれ故郷である長崎県の壱岐にも記念館が建設されています。福岡市美術館には、336点の書画などを寄贈。松永コレクションとして、web 上でも観ることができます。 松永氏についての著書も多く出版されています。2015年には、NHK で「経世済民の男 鬼と呼ばれた男~松村安左エ門」というタイトルでドラマ化されていることも、今回初めて知りました。 私見 お好みの古民家を複数移築されていますが、解体してから、補修工事も含めて、再度組み立てる訳ですから、莫大な費用を要したであろうと思われました。 付記 新座市HP、所沢市HP、東上沿線物語、長崎県壱岐の松永記念館、Wikipedia 等を参照させていただきました。年数の一致が見られないケースが幾つかありました。
更紗空木

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平林寺の総門から道路を挟んで向かいにあるのが『睡足軒の森』。 この敷地は天然記念物・平林寺境内林の一部で、現在国登録有形文化財となっている古民家「睡足軒」が建つ。 「電力王」「電力の鬼」とも呼ばれた松永安左エ門(小田原の旧宅跡『老欅荘』とその庭園はこちら)がこの土地を購入。昭和初期に飛騨高山の江戸後期の民家を移築、園庭を整備し、お茶を楽しむ草庵として利用していたそう。 なおこの古民家の購入を手伝ったのが横浜『三溪園』を作った原三渓だった。 その後「睡足軒」は平林寺に譲渡されたのち、平成年代に新座市に無償譲渡、『睡足軒の森』としてオープン。睡足軒の前には庭園も広がる。
友田一弥

友田一弥

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