阿蘇まで来たら、いまや鉄板コースとも言うべき観光名所。某有名飲料水のCMで採用された場所だけあり、清涼感・透明感・マイナスイオン・自然との一体感を存分に味わえる場所です。また、滝の裏に回れるようになっている大変珍しい滝。

車で向かう途中の道路は、狭い所や道を間違えそうな場所が数箇所ありますので注意が必要。さらに、休日ともなればマイクロバスなどの往来もありますから、対向車に気をつけて運転を。小国町役場から約15～20分ほどの距離で、道中は信号がないためスイスイいける。

休日なら昼ごろにはピークを迎えるため、入場口に近い第一駐車場は満車になります。なるべく近い駐車場に停めたいのなら、オープンする朝9時過ぎがオススメ。入場料を支払って歩いていくと、添付している写真にもあるように、急勾配を谷底まで下りていく階段があり、下りつくと右側に滝が見えます。ご年配の方には杖も用意してあります。 帰りは階段も急で少々きついですし、滑りやすい岩場、濡れた砂の上や泥道を歩く可能性もあるので、なるべく運動靴を履いていたほうがよいでしょう。

天気の良い朝9時ごろには、滝の斜め上から朝陽が射して、天使の階段、いわゆる光芒を見れる事が多いです。一日のうちわずか数十分だけ見れる、自然が作る非常に幻想的で幽玄なるシーンに心奪われることでしょう。

注意すべき点は、前日や前々日に雨が降っていた場合水量が増しているため、滝の裏を回る際に歩いていけるスペースがあまり無い事があります。また、滝のしぶきによる小さい水の粒子が霧状に舞っているため、洋服に付着する場合もありますのでご注意ください。あまり無いとは思いますが、川の深さは30～40cmほどで、岩場はコケで非常に滑りやすいので、岩を飛んで渡るのはやめましょう。当然の事ながら滝つぼに入るのは絶対にやめてください（笑）

こちらの滝は小国町役場が管理しています。駐車場や階段の敷設、売店やトイレ、滝近辺の清掃や手入れなどは役場が行っており、そのおかげで私たちは快適で安全に滝を見れるのです。それらの費用は入場料でまかなっています。

しかし困ったことに、昨今本当に多いのですが、いい大人のくせに開場前の早朝に来て入場料を払うことなく滝へ下りて、川の中に三脚を立てて陣取っているアマチュアカメラマンを多く見ます。はっきり申しますと、それは規約に反しているのでくれぐれもおやめください。開場後にきちんと入場料を支払ってから撮影をお願いいたします。ここは公共の場なので、きちんとマナーを守ってみんなが気持ちよくこの場所を楽しめるように切にお願いいたします。