自家用車で訪問しました。無料で停められる駐車場が4~5台分はあり、そこが利用できます。 駐車場からチケットの販売されている夢二の生家までは、看板にもありますが、徒歩で3分程度かかります。夢二の生家と少年山荘は共通チケットで、600円でした。 夢二の生家は中に展示があり、観覧する事ができるのですが、ここは要するに昔の民家なので、中は靴を脱いで上がる必要があります。 自分は普段靴下を履かないので、裸足で失礼しました。 靴を脱ぐ、ということを念頭に置いていないと、ちょっとあせるかも。 ともかく。夢二の生まれ育ったこの家は、茅葺きで風情ある、これはちょっと言葉は悪いですが、「田舎家」そのもので実に落ち着く佇まいの屋敷です。 一部展示のために改装はされているのでしょうが、基本は元のままの畳の和室で構成されており、なんとも言われぬ懐かしさがこみ上げてきました。 この田舎育ちの少年が、のち大正ロマンを代表する絵画、詩作家になるとは、ご近所の誰も思ってもみなかったでしょう。 生家の周辺は普通の民家が連なっており、窓から外を見れば隣の家の庭が見えるような立地です。 ここから夢二が生まれ出たと言われなければ、本当に普通の家、というか古民家です。 屋内のそこここにある展示の内容はもちろん素晴らしいのですが、自分としては、この家そのものに実に心惹かれました。 夢二の生家であるから、恐らく、というか間違いなく、随分後に引かれたのであろう屋内の電線、というか電灯線が、今ではお目にかかれない碍子?のようなものが噛まされているのが剥き出しに見えていたりして・・・・ と。ちょっといらないことを長々書きすぎました。少年山荘、良かったのですが、分量が長す...
Read more夢二の美術館は岡山県内に2ヶ所あります。生家の側の美術館に行こうとして車のナビをセットしたら、岡山市内の美術館に連れて行かれました。 瀬戸内市の美術館は、長閑な田舎町にあります。美術館と少年山荘は歩いて行ける距離で、駐車場は共通です。入館料は1人600円で、美術館・少年山荘共通。毎月16日は絵はがきをサービスで付けてくれるようです。 美術館は生家を利用したもので、綺麗に整備されていました。土壁に囲まれた茅葺き屋根の家。ちょうど菊の季節だったので、大輪の美しい菊花が軒先に展示されていました。建物内は、ガラスケースの掛け軸以外は自由に写真を撮って良い、と言われました。 少年山荘は夢二の東京のアトリエ兼住居を、後年に再建したものだそうです。生家の素朴な感じと打って変わって、モダンな感じでした。夢二が生前に使っていた椅子や...
Read more竹久夢二生家記念館・少年山荘は、大正ロマンを代表する詩人画家・竹久夢二のふるさとで、その生涯や芸術を深く知ることができる場所です。夢二が16歳まで過ごした茅葺き屋根の生家を公開し、彼の原点に触れる展示が魅力です。また、晩年に自ら設計したアトリエ兼住居「少年山荘」も復元され、音楽やデザインなど、彼の多彩な才能が展示されています。
営業時間: 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半)...
Read more