This giant cedar was aged over 800 years, and it shaped very unique. There were many knots on tree trunk. Those knots look like women's breast, so the tree called breast cedar in Japanese. It is located in a deep forest and it took 20 mins on a rough trail from a main...
Read more隠岐・島後の最高峰の大満寺山に植生する、樹高が約30mもある杉の巨木です。樹齢は約800年とも言われ、根まわりは約16mもあります。地上10m位のところから20数個の巨大な下垂根が下っていて、これが「(下垂)乳」に見えるとのことで「乳房杉」の異名を持ちます。この周囲は岩場のため保水力が乏しいため、下垂根を発達させ必要な水分を空気中から取り込んでいるのだそうです。この杉を見に、国道485号線を時計回りに布施まで走り、そこから春日川沿いの林道に入りました。 その林道は行違いもできないような細い未舗装路で、乳房杉はその道路脇すぐのところにあります。目印は木製の大鳥居です。付近に駐車場がなかったので、やむなく片輪を路肩に乗り上げて停車しました。しかし路肩は柔らかい土です。私は軽でしたが、それでも車輪が土にめりこんで路肩からの脱出には手こずりました。あまり重い車両での侵入は避けた方がよろしいでしょう。 ところでこの林道は尾根伝いに布施から銚子ダムまで続く、長さ約25㎞ほどの道です。極端な起伏はありませんが、鬱蒼とした森の中を走る「いい感じ」のワインディングです。せっかくだからと窓を開け放して走ってきましたが、車内に流れ込んでくる湿った木々の香りがなんとも言えない風情です。大昔バイクで林道を走り回っていたころが思い出され、「限定解除30回」の血が騒ぎました。 でも、今バイクに乗ったらどういう結果になるか……そう考えるとおっかなくてとても乗る気にはなれません。 では...
Read more険しい道のりで途中何度も引き返そうかと思ったほど、かなりの難所。
補修工事で、重機が道をほぼ塞いでいるため、自動車では難しいと思います。工事する方も、どこ行くのと聞いたりして、あまり訪れる人も少ないのかもしれません。坂道も、一面落ち葉で敷き詰められています。
ただし今回の隠岐の旅行で、はるかに想像を越えて、素晴らしかった名所の一つ。杉がご神体です。写真を撮るのことをためらわせるほどの神々しさです。
特異な形態の杉の木の説明は可能です。下に岩盤があるので、地中に根が張れず、たまたま湿度が高かったので大気中から水分をとるようになったため、根が垂れ下がっているように見えると、説明文にもそうあります。ただ、この圧倒的な存在感は、それだけではすまされない感じがします。何か問われているような、そして自然と頭を垂れた刹那に、警策棒で背中をビシィと一喝、斬られるように。
布施の町への帰り道、工事中に声を掛けてくださった方から、「どうでしたか」と訊かれたので、「ものすごく、よかったです。行ってよかった」と答えました。戻る際は、下り坂になるので、濡れ落ち葉も多く、スピードには、気をつけてくださいませ。隠岐全般に言えることですが、危険回避よりも、景観優先です。それ...
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