学生の頃ヨット部に所属していました。470サイズの小型艇を数台所有する小さなクラブです。夜間ヨットを海岸に留置しておくと壊されたり、盗まれたりします。危険なので夜は300m程離れた寮の船台で保管します。毎朝浜までヨットを運ぶのが部員の日課でした。浜の近くに収納小屋があればどれだけ便利かなあ、とよく思ったものです。同じことをプロの漁師さんたちも考えたんですね。ここは道具の収納も、場合によったら寝泊りもできそうな舟小屋です。 島根県道44号が海岸線に行き当たったところを右の小道に入ると、200mくらいでここにたどり着きます。日も暮れてきたしスルーしようかと思ったのですが、有名どころらしいので寄ってみました。 20棟くらいの小屋が横に繋がっています。海側からの景色はなかなか壮観です。まるで潜水艦の秘密基地のような雰囲気で、いい絵になります。しかし道路側から見直すと、多くの小屋は朽ちていました。錆びたトタン板や剥き出しの支柱が歴史を感じさせます。しかしほとんどの小屋はまだ現役のようで、その中には新しい船や釣...
Read more都万漁港は島後の南西端に位置し『白砂青松百選』に選ばれた屋那の松原に隣接しています。 見るからにとてもノスタルジックな隠岐の伝統的な漁村風景ですね。日本海の干満差の小ささに合わせて考え出された建物です。舟小屋は昔ながらの渋い杉皮葺きの平屋。約20棟が海岸で一直線に並んでいます。
現在の舟小屋は、民俗資料的価値の高いものを後世に残そうとした関係者の努力によって昭和62年に再現されたものだそうです。今ではもう50年近く経っているので、真裏から間近で拝見するとかなりの経年劣化は否めないですね‥メンテナンスとかされているのでしょうか。これから先も是非...
Read moreIn the harbor, there were 20 of old fisherman huts which were...
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