9月上旬の平日に訪れました。車は100mくらい離れた公園の駐車場に停めました。 場所は近くの港から内陸へ500mほど入った、開けた土地で、風水はよくわからない私でも『なんか心地よいな』と思える良い場所でした。おそらく古代から大切な場所として信仰を集めていたのだろうと想像しました。空高く一羽のトンビが舞っていました。
この日は30℃超えの猛暑でしたが、公道から一の鳥居をくぐって細い参道を50mほど歩く間、稲刈りの終わった田んぼを渡る風が異様に涼しくてヌミノース的感覚を覚え、鳥肌が立ちました。
境内は狭く、荘厳という感じはしませんが、手入れがよく行き届いていて、現在進行形で信仰が生きている感じがしました。神社は裏手までぐるりと回ることができます。木が鬱蒼と生い茂っていて昼なお暗い、ちょっと怖い感じもする道でした。
9月というのにあたりはツクツクホーシの大合唱で、うるさいくらいでした。時折、一斉に鳴き止むと、あたりは人の姿は全くなく静寂となります。何とも、現実離れ...
Read more宇受賀命神社(うづかみことじんじゃ)。島根県隠岐郡海士町宇受賀。
式内社(名神大)、旧郷社。
主祭神:宇受賀命(うずかのみこと)。
「宇須賀宮」や「宇津賀大明神」などと称され、一貫してこの地の守護神として祀られて来た他地に見えない当神社独自の神である。神名は鎮座地「宇受賀」とも関係するものであろうが、語義不明。
資料によると、 貞享5年(1688年)の『増補隠州記』によれば、嘉吉年中(15世紀中頃)に炎上して縁起を焼失したとあり、創祀の年代や事由は不明であるが上述のように鎮座地宇受賀の守護神として古くから祀られて来た。 『続日本後紀』に承和9年(842年)由良比女命神(由良比女神社)、水若酢命神(水若酢神社)とともに官社に預かったことが見え、隠岐国ではもっとも早く中央の史書に現れる神社の1社で、延喜の制では国幣大社(名神大社)に列した隠岐国4大社の1社でもあり、国内神名帳である『隠岐国神名帳』にも「従一位宇酒賀大明神」と記...
Read more主祭神は宇受賀命。過去の火災により明確な創建時期は不明。800年代中期より以前とされている。御利益は五穀豊穣や海上安全、安産。妻である比奈麻治比売神社や娘の奈伎良比売神社も併せて参拝するのがオススメ。
神社は田園の中にあり、参道も田に挟まれて特徴的な風景。おそらく過去に田地の寄進が多くされていた事からだと思われます。
隠岐造りの本殿は町指定の有形文化財で1917年に造営。当初は茅葺き屋根だったが改修され銅板葺きに変わっている。 無人神社だが手入れは定期的に行われている雰囲気がある。御朱印は隠岐神社に置かれています。
元旦の朝から行われるあご石神事ではトビウオに似た石を海岸で24個拾い集め、当日に石を奉納して来年まで保管する。当日は昨年拾ってきた石を「大漁...
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