『せとうち津々浦々』(山田順子著)という本を読んだところ、ここは「天満遊郭の跡」だそうです。 明治時代は風待ちをする貨物船の乗組員、大正時代に入ると木造運搬船造船所の作業員を客としてにぎわったとか。 昭和32年の売防法以降、いくつかの建物は「転業旅館」として存続したものの、現在は全く人影はなく廃墟化しているよう。 道端の説明板はそういった経緯にほとんど触れておらず(「往時の歓楽が忍ばれる街並み」という表現くらい)、観光客にもあまり関心を持たれないようで、時代を感じさせる木造建築物が保存もされないまま傷んで取り壊しになってしまうの...
Read more古い町並みとの事ですが、古い建物がただ残っていると思って頂いた方が良さそうです。 旅館等の木造3階建て等は今では珍しいです。 所々、建物の崩壊があるので気を付けて下さい。 廃墟好きな方にはもってこいな場所です。 古い町並みでは、1軒だけ商店が残っており、お店の方との会話を楽しめました。 当時の賑やかさを感じとって欲しいです! 自分は好きな場所です♪ 木造5階建ての建物は別所にありますが、見る...
Read moreかつては数千人の人々がこの集落に暮らし、遊郭などもあったそうです。徐々に人は木江を、島を、去って行きました。空き家となった建物は置き去りにされ瓦屋根や土壁が崩落している箇所も散見されます。 よく古い街並みの保存会がありますが、保存するとはすなわち手を加えるということ。この街並みは手を加えてしまえばかつての繁栄やその残り香が揮発してしまう...
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