「さぎ山記念公園」は、見沼田んぼ周辺に点在する公園のひとつです。250年の歴史を持つ、サギの集団営巣地だった「野田のさぎ山」を記念して作られました。
総敷地面積は約4.3ha。それほど広い公園ではありませんが、「野田のさぎ山」の往時を偲んで自然と人間の共生を考えるという意味では、非常に意義の深い公園といえそうです。
サギがこの地に巣を作るようになったのは、徳川吉宗が江戸幕府の将軍だった時代-享保年間(1716年~1735年)-といわれています。
明治・大正の時代は禁猟区として保護され、1938年(昭和13年)には天然記念物に指定されました。そして、1952年(昭和27年)、「野田のサギおよびその繁殖地」として営巣地の約1.4haまで含めて特別天然記念物に指定されました。
サギのモニュメント。確かにサギの形をしています。この塔の下は、階段状の滝になっていて水遊びができます。 最盛期だった1957年(昭和32年)には営巣数約6000個、親サギ約10,000羽、ヒナを合わせると約30,000羽ものサギが棲息していたと言われています。遠くから見ると林が真っ白に見えたほどだったとか。営巣していたサギは5種で、チュウダイサキ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、ゴイサギです。
ところが、1965年(昭和40年)頃からその数が激減し、ついに1972年(昭和47年)営巣しなくなり、250年間にわたる歴史に幕を下ろしました。
1984年(昭和59年)には、国の特別天然記念物の指定も解除となりました。原因は、農薬害によるエサの減少、住宅の増加に伴っての竹林の減少、交通量の増加による周辺環境の変化、などが上げられるそうです。
「さぎ山記念公園」は「野田のさぎ山」を記念して、昭和61年5月に開園しました。釣り師で一杯の池には、サギのモニュメントが作られています。ちなみに、お隣の「見沼自然公園...
Read more大宮駅 バス25分。 バス さぎ山記念公園下車 徒歩3分 釣りができる小さな池のある公園&キャンプ場が隣接してます。
無料で釣りができる修景池。池を囲むようにオジサンたちが糸を垂らしていて独特な雰囲気。
駐車場側には小さな芝生エリアがあって親子連れが遊んでいます。
芝生でテントははれません。 埼玉の公園は芝を痛めるためテントは禁止されています。 一部 ポップアップテントは OK ですが、 ペグを打つテント・タープは芝生の上は禁止です。
管理棟はチーク材のマンモスが目印しの「さぎ山記念館」。その 中のトイレは 周辺の公園ではトイレが一番綺麗です。
キャンプ場方面の階段を上った高台に遊具が並んでいます。 そこからまた1分歩いた奥まった場所にキャンプ場があります。 ↓ 青少年野外活動センター(予約制のキャンプ場)。 利用対象は市内に在住、在勤、在学の方。 利用期間 4 月1日~11月。
キャンプ場とは知らず散策だけしました。 今まで見た中で一番 大きくて立派な金木犀が素晴らしかった。キンモクセイの良い香りに満たされた。
キャンプ場は、トイレ、炊事場、かまど、薪などが完備。 前後は鬱蒼とした林、サイドは畑、 見沼用水路側からは小高い丘に位置するため上から見下ろす感じになる。木立の隙間から見沼自然公園が眺められる。
宿泊もできますが、 宿泊施設はなくてテント持参でテント泊。...
Read moreさぎ山記念公園は、埼玉県さいたま市緑区にある公園・緑地。見沼代用水東縁を挟んで見沼自然公園と隣接しています。周辺には、かつて特別天然記念物に指定されていた野田のさぎ山があり、たくさんのさぎが営巣していたそうですが昭和52年を境に見られなくなったそう。 理由は、急激な都市化による、さぎの巣になる林地の伐採、農薬の使用による餌の減少、騒音等があるそうです…
広場や池や、記念館もあり、桜もきれいでした。 私たちはARAUプロジェクトで、さぎの日時計のレリーフを洗いました。とてもきれいになり、一人でも多くの方にここにさぎがいたという歴史を知ってもらえれば、嬉しいです😊
以下は、ウィキペディア記載の概要です。
江戸時代以降、野田の見沼周辺の斜面の森林にサギが棲みつくようになり、野田のサギ山として知られていた。そしてサギの生息地が1938年(昭和13年)に天然記念物に指定され、1952年(昭和27年)に「野田のサギおよびその繁殖地」として特別天然記念物に指定されていた。しかし、その後サギが営巣しなくなったことから1984年(昭和59年)に指定解除された。
このサギ山を記念し、名前が永久に残るように当時の浦和市が公園として整備することに決定し、1986年(昭和61年)5月10日に開園した。
公園面積は4.5ヘクタールあり、キャンプ場も整備されている。さぎ山記念館には展示室などがある。公園の正式な所在地は上野田であるが、...
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