Rikan Castle Ruins — Attraction in Sayo

石垣崩落の危険性があり一般の入山は禁止されています。入山を希望される場合は、「利神城ガイドツアー」への申し込みが必要です。 以下は利神城の説明です。興味のある方へ。

■利神城■ 南北朝期に、赤松一族の別所敦範が利神山に築いた山城です。赤松一族の拠点として約二百年を経て、慶長5年（1600年）関が原の戦のあと、播磨52万石の領主池田輝政の甥、池田出羽守由之が平福領2万3千3百石の領主になっています。

由之は利神山上に5年の歳月をかけて広壮な城郭を造営し、山麓には城主屋敷、武家屋敷を配置、城下町の建設に着手しました。 利神山上の三層の楼閣は、雲を衝くがごとき威容から「雲突城（くもつきじょう）」と呼ばれました。山頂(標高373メートル)に登れば、本丸、二の丸、大坂丸などの石垣群が今も昔の姿をしのばせていますが、登山道の荒廃によりガイドツアーを除い...

5月の晴天の日に登城。線路下の格子をくぐり廃屋の横からが登城口。最初の上りは殆ど道というほどのものでないので、結構滑りやすい。尾根まで来ると左右に石垣。左に向かってひたすら登るが、乾きすぎていてかえって滑る。雨上がりでもぬかるんで滑るし夏場は30分以上かかるのでキツイだろう。三ノ丸に出ると視界が開けて天守台を一望。私は二ノ丸の途中までしか行けず道がなく、馬場まで行くには相当の覚悟が必要。本丸・天守台と景色は最高、360度の視界は見ごたえがある。ただ、休憩する場所もなく日陰も殆どない。ハチに付きまとわれ昼食は最初の石垣の右側にベンチがあったのでそこで休憩。かなり崩落が進んでおり、今後年々集中豪雨などでさらに悪化するだろう。修復整備すれば「竹田城」の半分の規模に...

利神山の山頂に南北朝時代に別所氏によって築かれた。 その後、池田輝政の甥の由之によって総石造の城として大幅に改修され本丸には三層の天守まで築かれたそうです。輝政は分不相応な城に驚き、幕府に目をつけられる前に天守の破却を命じました。その後、1631年に利神城は廃城となりました。 遠景からも美しい城だということがわかります。現在整備途上でまだ石垣や登山道の崩落のおそれがあるため一般の入城はできないとは聞いていましたが（ガイドツアーのみ可）、せっかく来たのだから可能なら登ろうと考えていました。 結果、フェンスと線路と農家の方の目に阻まれ登ることができませんでした。残念ながら駅などに近すぎるので人目を避けて登ることは非常に困難だと感じました。早期に一般登城が可能に...