宗派は臨済宗のあまり訪れる方も、いなさそうで、あまり広く知られても、いなさそうな雰囲気の有る参道を持つ古い御寺サンです。 まず最初に触れておかなければいけない事が兎に角入口が分かり難いと言う事。 自分などはナビに頼って向かった所、裏参道に案内されてしまい、挙げ句その裏参道の入口は固く門に閉ざされていました。 よくよくGoogleマップを眺めて見ると高速道路宮城インターの西側の県道31号線沿いに何となくそれっぽい画像を発見。 向かって見るとヤハリ道路沿いに『蕃山太梅寺』の看板を発見。 しかし今度は車を止めるべき専用の駐車場が見当たらない。 ?と思い何度かUターンして看板前を行ったり来たりしているとヤハリ県道沿いに細長い退避所の様なスペースが・・・・まさか・・・・此処か?と疑いつつも、どう考えても此処にしか止められる場所が無い為に止めさせて貰う事に。 ドタバタしながらも何とか入口に向かうと速攻目に付く熊出没注意の看板。 1人で登る方も複数で登る方も、会話や咳払い、大声等で熊に自分の存在を報せてあげましょう。 至る参道は石で形造られた階段ですが1段1段高さも不揃いで所々崩れてしまったり、苔むしていたりで足元は相当に悪いです。御年寄はユックリと、歩き安い履物で訪れるのが必須になります。 此方の御寺は雲居禅師なる名高い名僧が開山された御寺との事で自身の終焉の地とされたらしく実際に此の地で亡くなられ此の山に葬られたとの事です。 自分は存じ上げて居なかったので調べて見ると、かの有名な瑞巌寺を伊達政宗公に再興を懇願されるも一度は断り、政宗公の没後に息子忠宗に再度懇願され瑞巌寺の再興を成した方なのだそうです。 他にも彼が開山された御寺のが数は全国170数カ所にも上るそうで・・・・ 冒頭述べた様にその様な高僧由来の御寺の割に知名度は其処まで高くは無い様なのですが個人的には見所は満載でまず至る石段の参道には苔生した幾体もの個性的で表情豊かな羅漢仏が立ち並び迎えてくれ、春には枝垂桜が見事に花を咲かせて秋には紅葉か真っ赤に色付きます。 そして境内には仙台市の天然記念物に指定されているヒヨクヒバなる巨大な枯木かソビエ立っています。 そしてこの寺に建つ山其の物にも語り継がれる伝説が有る等、もう少し知名度が上がっても良いような材料が豊富に有るのに本当に勿体無い。 荒れ果てている訳ではありませんがもう少し整備されても良いのかな~と感じてしまいました。 だけど・・・コレはコレで趣があって良いのかな~。 因みに入口付近に有る湧き...
Read more仙台市の天然記念物、大梅寺のヒヨクヒバがあるお寺。ヒヨクヒバは,サワラの園芸的1変種で,直幹で枝が多数に枝分かれし,小枝や細枝は長くのびて糸のように垂れ下がるところから糸ヒバともいわれる。ヒヨクヒバというのは,並んで垂れ下がる様子から名づけられたものである。大梅寺のヒヨクヒバは,仙台市内では最も...
Read more静かな雰囲気のお寺です。いろんな表情の石像や、囲碁をやってる石像があり、楽しめます。大木もよき。蕃山開山堂へ至るハイキングコースの通り道になっています。頑...
Read more