西表島(沖縄県西表)にある「ナーラの滝」(別名「仲良川の滝」「幻の滝」)の歴史について、以下にまとめました。
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名称の由来と位置 • 正式名称は「仲良川の滝」で、地元の方はそう呼んできましたが、観光業者が徐々に「ナーラの滝」と呼び広めた結果、現在では一般的になりました。  • 滝は仲良川上流約8km、そこからさらに約30分歩いた先にあります。そのアクセスの難しさから“幻の滝”とも称されています。 
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歴史的背景 • 仲良川流域はかつて豊かな水田や段々畑、ミカン畑が広がっていましたが、今は放棄され、空中からもその痕跡が確認できるほどです。  • また、500年以上前から西表島は周辺諸島への木材供給地でもあり、ナカラ川流域でも木材や竹材が伐採され、他島へ送られていたとされています。現在は国立公園指定により伐採は禁止されています。 
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開発と秘境化の過程 • 昔は仲良川沿いで田んぼや炭鉱の開発も行われ、漁船や運搬船が行き交い賑わっていた時期があったようです。その後、マラリアの蔓延や労働力の不足などにより、これらの開発は衰退し、自然に還っていきました。残された桟橋の跡や炭鉱の入り口の廃墟が、当時を偲ばせます。  • 西表島の未開発の密林はこうした歴史的背景によって形作られてきた、とも言えるでしょう。  
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自然と観光の融合 • 長らく「幻の滝」として知られていたナーラの滝ですが、現在はカヤックとトレッキングを組み合わせたガイド付きツアーの目的地として人気があります。白浜港からカヤックで川を遡り、上陸後はしっかり歩いて滝へと至ります。...
Read more3月の平日に事前に申し込んで、ツアーに参加した。ホテルからワゴン車で白浜港へ行き、そこから船で川を遡った。下船して、徒歩で滝に向かったが、ゆるい登りで苦にはならない。途中、川を何回か渡るが、不安定な石に足を乗せるとバランスを崩して、水没することになる。1時間弱で滝壺に到着し、希望者はライフジャケットを着用して、滝壺で泳いだり、滝の裏側を見学したりできる。 弁当を食べて、船を下船したところから、カヌーで白浜港を目指して漕ぎ出す。通常2時間程度らしいが、私が参加した日は、強い北風が吹き、最後の1時間が地獄でした。3月の曇で汗もかかず、日焼けもしなかったのは楽でした。干潮のため船が航行できないときは往復カヌーになります。体力を考え...
Read more午前4時からカヤックを漕いでサガリバナを鑑賞、上陸してトレッキング、その先にあるナーラの滝。 お昼に到着、約7時間かかりました。 ガイドさんがナーラの滝の横で作ってくれる八重山そば、その後の水遊び、お昼寝… 最高すぎます。
滝に当たりに行くと体全身にガガンガガンと飛沫が当たり、もはや滝行。 滝壷ダイブはその高さにちょっと足がすくみましたがやってみるとこれまた楽しい。 (ダイブする際は鼻はつまむことを推奨。水が鼻に入りゲホゲホ笑)
このあとのもう一ヶ所寄った滝でヒルに血を吸われました。 最悪だわ…と思いましたが、ま、コレも自然の中に居るからこそですね。
また...
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