20/11/15 拝観。 臨済宗妙心寺派 高源寺（こうげんじ）。関西花の寺二十五霊場 第４番札所。 紅葉、天目カエデの名所として知られています。 創建は1325年と古いのですが、織田信長の丹波攻めでことごとくを焼失。江戸時代後期(1799年)に復興されたそうです。鐘楼の鐘は戦後のものだそうです。

この日は丹波で紅葉狩り。この辺りで最も有名なここを初めに訪れました。さすが名所、到着した時間はAM8:30だったのに一番近い第一駐車場は満車、少し離れた第二駐車場も残り僅かでした。ここに停めていざ出発。まず初めに見えるのは惣門。その手前には露店が出店の準備をしていました。すでに開門しており早い方は回り終わった様です。私は御朱印も頂きたかったのでこの時間だったのですが、紅葉のみの方は早めに来られたようです。門の左手に石碑がありますが、基本墓所の様なので心の中でお邪魔しますと手を合わせて中へ。ここからは右手にモミジ、左手に墓所という山門まで続く石段が続きます。ちょうど木漏れ日が射して美しい時間帯で、撮影しまくりです。私と同じように一眼レフやスマホで撮影される方が沢山おられます。美しく感じる景観は人それぞれなので、場所の取り合いにはなりません。美しさの前に無粋な事は誰もしません。 長い石段を登り山門前に到着。随分立派ですね。そこをくぐると「灋王殿（ほうおうでん）」と呼ばれる仏殿があります。この周辺のモミジ、イチョウ、カエデの木は大きいですね。ただ少し仏殿前は広いスペースでそれらが少なく見え、寂しい感じがします。 色々看板が立っており見どころらしいのですが、私は物足りなさを感じ直ぐ先の石段に向かいます。上った先には正面に方丈、左手に納経所、右手に鐘楼、さらにその奥に三重塔があります。ここから後ろを向くと仏殿を見下ろす光景は美しい…と思うのですが、時間帯が悪く日差しが強く葉の姿が飛んでしまって何も見えない。つまり木が少ないんです。二年前の台風の影響なのでしょうか？ 御朱印を頂いた後、三重塔に向かいます。それなりに立派な塔で、この周りの紅葉は美しいですね。山肌を上がったところから見ると最上階と同じ高さで見ることができます。足場が悪いのでお勧めは出来ませんが… その先は下山への道です。最後の見どころは橋を渡ったところから見る三重塔です。紅葉の間から二階から先が見え、紅葉、山、青空の三重奏が見られます。多分ここが一番の見どころなんでしょう。その先の広場では猿回しが行われていました。私がそこに着いたAM10:00頃はもう終わりかけていたので、残念でした。

駐車場は無料で公道から惣門までにあちこち設けられています。全部合わせると100台近く停められるのではないでしょうか。 御朱印は納経所で頂けます。私はモミジの判を押したものを直書きで頂きましたが、全て合わせると６～７種類くらいあったような？