赤館(あかだて) 築城時期不明、文明年間(1469~)に赤館源七郎在城。 永禄3年(1560)蘆名盛氏が再構築した。 後、佐竹義重が赤館を奪い松野篤道を城代とした。 関ケ原の役の時、佐竹義宣は赤館にいた。 西軍で改易された立花宗茂は秀忠より南郷1万5000石を与えられ赤館に入城した。 元和6年(1620)に宗茂は筑後柳川の旧領に復帰した。 かわって丹羽長重が入部し寛永元年(1624)には棚倉城を築いて赤館は廃城となった。
立花宗茂が改易後、大名復帰地である棚倉赤館を見たくて2021年、4年ほど前に訪城しました。 赤館は平坦な丘にあり車で行けました。 公園として整備されているようで遺構は土塁、空堀など。 赤館からは棚倉の町が見え、宗茂は岩屋城からの大宰府の眺めを思...
Read more佐竹氏と白川伊達両氏の領地争いの舞台で、佐竹氏の前線基地。 佐竹氏転封後は立花宗茂が入城し大名に返り咲きました。 後に築城名手である丹羽長重が入城、山城が不便な為棚倉城を築城し赤館は廃城になりましたが要害として使われていたかもしれませんね。 現在は赤館公園として生まれ変わり本郭まで車で上がれ、トイレが設置され市民の憩の場となっています。 空堀や切岸、土塁が僅かに残り、北側にある大型車駐車場奥にある北側の郭を取り巻く横堀と土塁が見られます。 周囲は宅地化や公園化により見られる遺構も限られますが訪れた方の想像と浪漫が溢れる城跡だと思います。 これからも遺構の保存...
Read more赤館城位於福島縣棚倉町的山城,曾是棚倉町的政治中心。赤館城位於東北與關東的交界,在戰國時期為白河結城氏與常陸佐竹氏兩軍的爭奪之地。常陸佐竹氏為了將領土擴到到常陸國,從1572年開始攻略赤館城。終於在1575年攻略下赤館城,加上1590年的奥州仕置下,白川結城氏滅亡,棚倉成為佐竹家的領地。在佐竹家被移封到秋田後,此地一度成為幕府的天領之地。在1609年由立花宗茂成為城主後,但實際上是在後來的棚倉城附近的屋敷進行政務。1622年,由丹波長重入主赤館城,由於赤館城為戰國時代的山城,於是新建了棚倉...
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