この清水は杉谷山(現在の前山)の庵から地方教化に出かけた綽如上人(本願寺五世・のち1390年瑞泉寺を開創)が、岩黒のこの地で休息の折に駒の蹄が突然陥没し、その跡から清水が湧き出したと伝えられています。 この霊水で、教化の徳に慕い寄る里人が、上人に献上した瓜を冷やしたところ、瓜は自然に裂け、その冷たさとおいしさは格別で、上人はことのほか満足され、ここを「瓜裂清水」と命名されたといいます。その後、霊水として地方にまれにみる清水とたたえられ、炎天連日に渡る大干ばつの時も、祐渇することなく現在に至っています。 この瓜裂清水は、井波と金屋岩黒村、さらに庄金剛寺を経て水戸田(旧...
Read more名水百選の一つ。 道路を挟んで対面側に15台ほど停められる専用駐車場がある。 Googleマップの案内通りに行けば到着する。
最寄りの道の駅...
Read more「瓜裂清水」と書いて「うりわりしょうず」と読みます。近くにある端泉寺の開祖である綽如(しゃくにょ)上人にまつわる伝承が残されている湧水です。なんでも、綽如上人がここに訪れたとき、連れていた馬の蹄の跡から水が湧き出し、そこで瓜を冷やしていたら、あまりにもの水の冷たさで瓜が割れてしまったとのことです。実際に水に触れてみましたが、取り立てて冷たいわけではなく、ごく普通の湧水と変わりませんでした。近くの木陰には水琴窟があり、地中の甕の中にしたたり落ちた水が反響する音を楽しみながら涼む...
Read more