天神山城は標高338m(比高約310m)に位置する堅固な山城である。尾根づたいに繋がる隣の太鼓丸城(古天神山城)と合わせるとその城域の長さは1km以上に及ぶ。その比高から麓から登るとすると非常に難易度の高い城であるが、和気美しい森から尾根づたいに太鼓丸城を通って天神山城まで来ることができるため便利である。ただし、その距離は1km以上あり、太鼓丸城から天神山城に至る間に一気に比高150m程度を登り下りする必要があるため、そのルートであってもそれなりの苦労はさせられる。 天神山城は浦上宗景の本城である。浦上氏は播磨守護赤松氏の守護代であったが、宗景の時には主君である赤松氏の勢力を上回っていた。 浦上宗景は全盛期は備前、美作、播磨に勢力を伸ばすが、自らの部下であった宇喜多直家が毛利氏と手を結び天神山城を攻められ1575年頃に落城したと考えられる。 天神山城は尾根づたいに大変長い城域を持ち、一部石垣も残っておりスケールの大きな素晴らしい山城だと感じた。桜の馬場にある大手門から周囲の帯曲輪を探索したが、ここにも多くの崩れかけた...
Read moreうぉーっ!これは、中々の醍醐味。
この地の抗争語る中で、ここは外せず、来たい想いはあったが、チョット位置的に山陽、中国道からも外れ、思い切って来てみた。
結果は、大満足。
登城路は複数あるようですが、水の手、馬越ルート選んでみた。
階段整備されてるようで、落ち葉に埋もれた道。倒木跨ぎ、倒木乗り越え、ホントにこの道?と思う箇所あれど、処々に遺構らしきもの見え隠れ。
尾根筋、堀切までたどり着けば、後は、平行移動。郭内図辿れば、櫓跡、本丸、二の丸、三の丸と、遺構の数珠つなぎ。
これぞ、連郭式遺構。尾根筋縦走。 とても、堪能しました。
後から調べたら、南側の[和気 美しい森]というキャンプ場側から攻めたほうが楽だったみたい。なんちゃって城跡宿泊施設もあり、遺構...
Read more浦上宗景城主。 築城天分23(1575)年ごろ、落城天正3(1575)年ごろの宗景1代で短期間城のようです。 落城は宗景の家臣だった宇喜多直家により。 城跡東側の和気美しい森公園(無料駐車場、城説明板あり)から入城しました。 公園の歩道を北西に進むと入口ゲート説明板がありさっそく城郭域。 城跡は北西方向に1km以上と細長く、手前の太鼓丸城(旧天神山城)と天神山城の2つの城域からなり、太鼓丸櫓までは割と平坦でそこから下り、天神山城への登りとなります。 各所見どころ随所にあり説明板俯瞰図 に対応した標識が現地にあるわかりやすかったです。 当日は雨天でしたので岩場注意しながら、途中ピンク花の樹木がきれいでした。 公園駐車場から天神山...
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