御上神社(みかみじんじゃ)。 式内社(名神大社)、旧社格は官幣中社。 「近江富士」の別名もある三上山(標高432m)の山麓に鎮座し、三上山を神体山として祀る。三上山は藤原秀郷(俵藤太)のムカデ退治伝説でも知られる。 との事です。
資料によると、 社伝では、孝霊天皇6年6月18日に天之御影命が三上山の山頂に降臨し、それを御上祝(神主)が三上山を神体(神奈備)として祀ったのに始まると伝える。 明治から昭和にかけての発掘調査では三上山ふもとの大岩山から24個の銅鐸が発見されており、三上山周辺では古来から祭祀が行われていたと考えられている。
「御上」の社名は、御神であり、三上山の上に坐す神という意味でもある。
元正天皇養老二年(718)三月十五日、藤原不比等が勅命を拝し、飛騨工を造営使として当地に社殿を造営し、三上山(奥宮)に対する里宮とし、現在の形になった。
当社の祭祀氏族は野洲郡一帯に君臨した安国造。御上祝もその一族だと言われている。
本殿は国宝、鎌倉時代後期の造営。
平安時代中期の『延喜式神名帳』では「近江国野洲郡 御上神社 名神大...
Read more滋賀県内でも古い部類の古社です。 本殿が国宝となります。 正確な起源は古過ぎてわからない様ですが、1300年以上の歴史が有る様です(古事記にも御上神社の記載有り)。 神体山で有る三上山(近江富士)は、恐らく建立された当時から何ら変わっていないと思うのですが、建立当時と変わらない景観に自然崇拝の素晴らしさを改めて実感します。 ちなみに、登頂届けと初穂料500円を納めれば(社務所)神体山の三上山(約450m...
Read more【開運悪魔除け】 この御神徳を初めて見た時は驚きました。
しかしながら、こちらに御坐す天之御影神の別名である、二火一水神の由来ともいえる刀鍛冶に関する記述に触れると、その神徳もまんざらではないと感じました。
特に主祭神の神の名に冠した『影』の字は、 人の心根に深く住まう影人を顕にし、表に引っ張り出して頂けるかのような武士(もののふ)の佇まいを、その社殿から私は感じました。
鳥居を潜り最初に現れる楼門は、 寡黙な武士の佇まいを彷彿とさせて くださいます。
今年の初めに同社を訪れて感じたのは、 同滋賀県の西にある日吉大社さんの 【影向祭】とこの御上さんの『日向祭』は 対に成ってるかのように私は感じました。
かの源氏の頭領、源頼朝も参ったというこの社は 産業神や、金工とも繋がりがあるようです。
例えば、己の心根の中にある一振りの刀のような 自身の心を自らに鍛え直したい方は、
こちらを訪れれば、破邪の剣のような心を育む ヒントが産すひ合...
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