◆実写化された「十角館の殺人」の上陸シーンでおなじみの【盗人狩・ぬすとがり】は、県内最強スポットの1つで、“かながわの景勝50選”に選出されています。
◆とはいえ、「剱崎・つるぎざき(50選)」「江奈高磯」「東風崎・こちざき」「観音山下」「八景原・はつけばら」など、半島最南端の磯場はどれもすさまじく、湘南の砂浜が退屈に見えます。
※車利用者が、盗人狩まで「宮川公園駐車場(無料)」を起点として徒歩で行く場合。
①県道215号線を西に進み、3つの橋を渡り終えたら右(内陸方面)に曲がり、〈宮川町バス停〉を過ぎたら、海へ向かう坂道を下ります。「宮川湾(三崎漁港・宮川地区)」に到着し、左側(東側)の海沿いを進みます。盗人狩で引き返さない場合は、そのまま進み「毘沙門漁港」を通過し県道に出ます。
※宮川湾の西側は「八景原」で、干潮時のみ進めます。「投身自殺供養塔」の真下に、壊れた橋が架かっており、「にじいろさかな号」がこの近くに停泊します。
②県道215号線を東に進み「毘沙門高架橋」を下り終えたら、右に曲がり「毘沙門漁港」を通り、磯伝いに西に進みます。盗人狩で引き返さない場合はそのまま進み、「フィッシャリーナ」の周囲と漁港を通り県道に出ます。
♣このコースの難敵は風です。波しぶきで目をやられ、小石が舞い、滑りやすいパイプ管の道と落石に怯え、知らぬ間に満潮でしかも夕暮れ。広大な「千畳敷(せんじょうじき)」に、人っ子一人いない場合も多く、...
Read more折り重なる地層に荒々しい波、潮溜まりのダイドプールに、起伏に富んだ毘沙門湾から宮川湾へと続く磯です。 散策の場合は岩を飛び越える箇所があるので、サンダルだと厳しいと思います。健脚の方むけですね。
沢山のフナムシ、ヤドカリ、カニ、様々な稚魚、鎧磯巾着、梅干磯巾着、アオウミウシ、アカクラゲ、カメノテ、ヒラサガイ他、干潮時のダイドプールでは書ききれない程の生物を見ることが出来ました。 潮溜まりの形状も他の磯場とは違ってゴツゴツ荒々しいです。
石灰岩ベースの白い岩肌と、重なる黒い岩肌(関東ローム層?)や、よくよく見ると化石っぽい何かが埋まっている地層も。 壮大な三浦半島の年数を物語ってるみたいでした。
こんなに厳しい岩場にも、たくましく生きてる可愛い猫が一匹居りました。夜は真っ暗で台風や時化で大荒れの時はどうしてるのかと‥個人的に心配になりました。
後、感想としては 釣りの穴場だからこそ「誰も見てないから、荷物増やしたく無いから」では無く、ゴミは持って帰って欲しいですね…。最近新発売のペットボトル、釣糸のパッケージ、タバコのカス…明らかに漂流じゃないゴミが有り、手持ちの袋では拾いきれず、何だかなぁ…と、思いました。最低限のモラルが守れない人ってどうかと思う。 勿論、一部の方なんだろうけど…。
釣り目当てでも散策目当てでも、盗人狩の豊かな自然を大事に思って下さる方が増えたら良いなと思いレビューを書きました。
長文お読み頂き...
Read more「ぬすっとがり」 と 聞くと何のことやらですが、漢字で書くとこうです。 「盗人狩り」 これでもなんのことやらですが、これは三浦半島の奇勝なんです。自然海岸の断崖です。 名前の由来は、昔々、盗人が追われて逃げてここまで来たが、あまりの高さに恐れおののき、ここで捕まってしまうからということなんです。 なんでここに逃げてくるの? という素朴な疑問が生まれますが、一度見に行って下さい。 確かにすごいところです。 一人っきりだと怖いです。
行き方ですが、宮川港と毘沙門港のどちらからでもOKなのですが、戻ってくる場合なら近いのは毘沙門港からです。また、宮川港から盗人狩りの方が歩きにくい場所が多いです。通過していくならどちらからでも同じですね。このルート、三浦半島の岩礁美を堪能できます。関東ふれあ...
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