20200715 訪ねました。 前回入館した際に受付け窓口にあった書籍が気になり、その場で少し拝見して購入を決めようと今回入館です。 新型コロナ対策がしっかりと成されています。係りの人から感染者が出て立ち寄り先に「同歴史館」が挙げられた場合に備え連絡先として訪問日時刻、住所、氏名、連絡先電話番号の記入を求められました。 なるほど！、無いにこしたことはありませんが、万が一有った際の可能な限りの対策の為には是非とも必要な事です。丁寧な説明で気持ち良く記入出来ました。 担当の方、有難うです。 20200116 昼下がりに入館しました。 企画展 西伯耆の中世城館 場所地形、配置の狙い、出土品等がパネルで説明してあります。実際にその場へ行ってみたくなりました。 2階は常設展で古代からの大山の歩み、近代の農業用具・農家の生活用具、当時の再現小学校教室・備品、児童の学習用具・教材そして市民生活日用品の展示、弓ヶ浜絣の歴史等、米子の近代からの歩みが展示しています。 団塊世代生まれから振り返りますと展示の物品や生活用品には見覚えがあって自分が使っていた物、両親が所持していた物、お爺さんお婆さんが作業で使用していた物等々、その時の場面が懐かしくありありと記憶に甦ってきました。保存と記録は大切です。 さてここは伯耆の国です。 お隣の因幡の国と共に室町時代から守護職(後は戦国大名)山名氏の支配下にありました。因幡の国は分家の山名氏が治めました。 伯耆の国は本家の山名氏が治めます。 山名氏は本家が但馬の国(出石)にあり伯耆は但馬から地理的に遠く、その地伯耆の豪族に睨みも効かないこともあり、ここは本家たる威信かけて挑んだのです。 安土桃山期は尼子氏によって米子城は落とされ支配下に置かれましたが、中国地方は毛利氏により統一されました。 山名氏は織田方の羽柴秀吉に攻め取られ但馬地方は織田信長の領地になります。 毛利方と羽柴方との攻めぎ合い、つまり秀吉の中国地方進出の最初の戦いが鳥取城への兵糧攻めとなります。 秀吉は鳥取、鹿野、羽衣石の各城に城主を置きます。(米子城は事実上、毛利方が城主を置いています) その後は関ヶ原の戦い、徳川幕藩体制の確立となりました。