創業30年の家具店。そして長野市より北の県北部では かなり力の入った人形店さんといえる。地元に根差して その要望に応えようとしてきたことが見て取れる。心根の優しい フレンドリーな店だ。
◇雛人形 今日行ってきました! 今年は 今までで最高の とても良い雰囲気でした。 メインステージに 【島田輝祥】作の 大きな親王飾り。幅は1.6mあるという。存在感のある おひな様は 大切なお子さんの お守りとなるのでしょう。 木目込み人形では【鈴木賢一】さんの立雛が お迎えしてくれました。時代裂といって、江戸時代から 明治・大正期の織物で、衣装が作られているものもあります。立雛《寿々㐂雛》と《以和喜》が何種類も並んでいます。とても雰囲気があり、コンパクトに飾れますが、人形の持つ 愛らしさ 優しさ つつしみなどが、伝わってきます。小さくとも しっかりした作りのものが 永年飾って楽しめます。 【ゆかり】【喜久絵】の木目込みも 可愛くて 良い感じです。 段飾りは 三段飾りから 七段飾りがあります。様々な お道具を並べて、お子さんと 一緒に飾れるようになることを 夢見ましょう。 衣装着人形は【東玉】のものが中心ですが、中でも【飯塚孝祥】さんが私の好みです。直接仕入れているのは、名古屋の【関光= =暮石人形】や【蓬左佳峰=加藤人形】など それぞれ味のある人形があります。しっかりとした作りの、作り手の 心のこもった人形を 誂えたいものです。 珍しい木目込み人形がありました。井野時夫さんの《次郎左衛門雛》、江戸時代に流行った人形ですが、団子のような丸顔に小さな目鉤鼻が特徴の、個性的なお雛様です。 お雛様は その子にとっては 人生最初で最大の贈り物。贈り手の 美意識や気持ちが 理解されるのは、だいぶ後のことですが、大切な日本の伝統行事です。 2022.1.28
雛人形での訪問三年目。今年が一番良い。すっきりとした売場になっていた。なにやら新しい感覚で売り場が作られたように思う。 売り場の初めには、〈ゆかり〉〈喜久絵〉の売り出し中の木目込み人形。木目込みの素晴らしい伝統を受け継ぎ、着実に進歩しているようだ。 次の売り場は、〈鈴木賢一〉さん。人間国宝の師が自ら選んだ時代裂、そして目を入れた人形もある。立雛がことに 素敵だ。 衣装着人形のメインは東玉。お手頃の価格から、七段飾りまである。 人気なのは〈東之華〉=とうか。男雛は立ち、女雛は長い裾を引くのが特徴。全体に 裾を断ち切るような、妙な人形は無い。 普段着で 気持ちよく 選べる雰囲気があるのが一番。家庭的な 優しさのある人形店さんだ。 2021.1.14
家具がぎっしり並んだ一階フロアの一番奥。コンパクトな売場に「人形密度」高く、ぎっしり詰まった人形が めいっぱい並ぶ。 衣装着の親王飾りや三段飾りは、古典的な紋様のものから、現代的にアレンジしたものまで多彩。お顔や衣装は 落ち着いたものが多く、《kawaii》に傾きすぎた人形はほとんど無い。そこに店主の節句人形に懸ける想いをみた。私も安心して眺めていられる。伝統とモダンの融合した〈東之華〉さんの人形は人気のようだ。 木目込人形は〈鈴木賢一 寿々㐂雛〉を始め、鈴木賢一さんに師事した〈ゆかり〉〈喜久絵〉の人形がやさしく微笑んでいる。コンパクトで飾り易い木目込人形が充実。 柿沼東光の輪島塗の人形が 目立たぬように飾られていた。それはことのほか高額なのだが、この辺りにも この店の隠れた力が潜んでいる。それぞれの人形店さんの、想いを しっかりと受け止めたいものだ。 2020.1.20
初めて最盛期に訪問 私の好きな【無形文化財保持者 鈴木賢一】さんの人形と出会えるとは完全に情報不足。立雛《寿々㐂雛》親王飾り。そぎ落としたシンプルな造形、上品で存在感あり。木目込みはほかにも 〈ゆかり〉〈喜久絵〉など、優しい笑顔が可愛い。 衣装着人形は 東玉中心ですが、五号の一番大きな親王飾りも陳列。三段飾りも 久月・吉徳でも あまり陳列されそうもない 上質なものが展示されています。大きめの人形が多く、この地区の節句文化に対する思いの深さが分かります。ふっくらとした〈島田輝祥〉、あたたかみのある作風の〈内海祥秀〉といった実力派の作家の人形も好感が持てます。 木目込み人形製作実演会を開催されるなど、とてもアクティブ。 私のほとんど知らない所で、これほどの人形店さんが 営々と商いされていたとは、今日はその一旦を少し知ることが出来ました。こんなこともあるので、本当に予定も無いときに、人形店さんを気楽に訪問できればとても良いことだと思うのです。自然体で 人形と向き合えます。2019.1.25
■五月人形 4回目の訪問 甍の波と雲の波、重なる波の中空を、橘かおる朝風に、高く泳ぐや、鯉のぼり。 鯉のぼりを 高い空に揚げましょう、鯉のぼりには 色々な側面があります。 ① 端午の節句に わが子の成長・ご加護を店の神様にお知らせし、家族の幸せを願う。 ② こどもの日に向け、五月の空に多くの鯉のぼりを泳がせる風物詩。 ③ 鯉は逆風が吹かなければ泳がないことから、困難に立ち向かう復興のシンボル、人と人を結ぶ絆、ひいては平和の象徴。 中野市周辺では、内飾りより 鯉のぼりが人気のようだ、青空に泳ぐ鯉のぼりは、小さくとも 男の心をくすぐるのだろう。 その 鯉のぼりに 幟旗。鎧に兜。大将人形。着用の鎧に兜。ことしも色々な五月人形が並び始めた。まだこれから入荷するものもある。どんなのが入るか 期待しよう。 織田信長・武田信玄・上杉謙信 武将で探すか、大きな兜をかぶって見るか、楽しみ方はいろいろだ。大切なのは その子を思う 親の愛、爺ちゃんばあちゃんの眼差し。 2020.3.16突然の雪の中のにて
ひなまつり当日、総出で雛人形から五月人形へと 入れ替え作業が行われていた。 まだまだ数が少ないが、永年に亘り 支持されてきた大型の兜や、白絲縅に銀の飾りの清々しい鎧、織田信長・武田信玄などの鎧が並び始めた。今週末には まとまるのだろうか。2020.3.3
人形の東玉特約店で 長野県下で唯一TVCMの入る店。 兜は〈武蔵雅峰〉の和紙小札兜の出来が良い。昨年見た時には もう終盤で大型の鎧などは無かったが、今年は<白絲胴丸鎧>を始め、武田信玄・伊達政宗・織田信長ほか武将ものも揃い、ケースものもある。人形の中で 目を引いたのは、赤鐘馗〈島田輝祥〉桐塑頭の力強さが際立つ。若武者〈清村好英〉の清新な姿も良い。 こちらでは着用鎧兜が人気なのだそうで、かなりのスペースを取っています。少し大きくなってから子どもさんに着せたいと、4-5歳になった時に買い求めるというより、お爺ちゃんお婆ちゃんが その日を思い描いて 贈られることが多いようです。 鯉のぼりも かなり良いものまで置かれているようで、店舗駐車場にも この時期泳いでいます。この地区は広い敷地のお宅が多く 鯉のぼりも幟も 沢山立てる余裕は十分あるようです。20点以上が吊るされています。 木目込みの鎧兜など 節句用で無くとも、季節の彩りになる 小物も有り なかなかきめ細かい。どなたの作か<聖徳太子像>もあり 上品な姿に 惹かれる。 中野市は「中野土人形」が有名だ、奈良家の土人形は 京都伏見人形を原型としており、現在でも五代目・六代目がそれを伝えている。西原家の人形は 三河の瓦職人の土人形の流れを汲むもの。毎年3月末に行われる「中野ひな市」には全国からファンが押し寄せるという。残念ながらそれは 人形店では求められないものとなっている。郷土の工芸品を いつも置くことが出来たら とても素敵な光景とな...
Read moreAmazing furniture store with a great owner! Quality selection of household items with good prices. Delivery was fast and timely and the service was excellent! I...
Read more半年に1度の売りつくしセールということで、来店予約をしてから伺いました ソファーを購入予定でしたが、店内に入ってもスタッフから声をかけられることはなく‥店内2階も合わせて一週しましたが、やはり接客対応は無かったのでそのまま店を出ました その後長野市内にあるインテリアショップへ向かい無事に新しいソファーを購入 わざわさ遠方まで行かなければよかったとかなり後悔した1日でした
補足。。 当日はセール中と言うことでしたが‥ 店内は空いており、お客は私...
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