ネットから得られる情報でこの温泉宿を判断するのは無理かと思います。 皆さん書かれていることは行ってみて全て納得できました。 価値観の違いがあるので賛否両論なのは致し方ないこと。 私としては「アリ」な温泉宿でした。 実感したのはとてもデトックス効果があり、身体も心も何故か癒されました。 物理的には建物は古いを通り越して朽ちてるレベル。 廊下は軋むし、雨漏りもしてる。 壁も剥がれてるし襖もシミや破けがある。 廊下のカーペットは擦り切れてるし、扉の閉まりも悪い。 トイレは和便、テレビはブラウン管で聞こえが悪い、部屋の建具は傷だらけだし、急須は欠けてるし、畳もシミが目立つ。 でも過ごしているうちにそんな事どうでも良い!と思えてきて、チェックアウトの時間が近づくと帰りたくなくなりました。 泉質は源泉かけ流しで37度くらいのぬるめです。 24時間入浴可能ですが加温する時間以外は体温よりやや温かい程度の温度です。 ただ10分も浸かっていると汗が出るほど温まりました。 カランは2つ、シャワー1つ。 脱衣所は広めです。 私は行った時に手荒れがひどかったのですが、滞在中5回入浴したところハンドクリームを塗らなくても大丈夫なくらい改善したのには驚きました。 ただ浴室に行くには一旦外に出て階段を数段降りて登るため、足の悪い方には大変かもしれません。 お部屋の鍵が無いとのコメントがありましたが、スリッパを脱いであがったところの襖に捻じ込み式の鍵があります。 今は古民家でもあまり見ることがない鍵なので、ほとんどの方は気付かないかもしれません。 聞こえの悪いテレビを消すと、部屋の前を流れる川のせせらぎにボーっと聞き入ってしまいます。 宿のご夫婦も優しく穏やかで、またお子さんたちも宿の仕事を手伝っていますが、とても礼儀正しく気持ちが良かったです。 食事は地場のもの、お庭のものなどをご馳走になりました。 決して見栄えが良いわけでもなく、ボリュームもあるわけではないのですが「ああ、普段からこういう食事でいいんだ。そうしたらきっと健康でいられるんだ。」と納得できるメニューでした。 なによりお櫃を開けた時にホワッと甘い香りのする白米だけでも贅沢なご馳走だと思えました。 部屋のトイレは和式ですが、廊下にあるトイレは洋式です。 ウォシュレットは付いていませんが、暖房便座でした。 客間は綺麗に掃除されていたのですが窓に取り付けてあるエアコンの上と、窓の桟にカメムシや蛾の死骸があったため星4つにさせていただきました。 集落が廃屋だらけなので虫の死骸もちょっと怖く感じました。笑 宿泊客は向かいの共同浴場には玄関に置いてあるチケットを持って行くと無料で入浴できます。 こちらは加温しているので、いつでも40度以上の温かさです。 向かいの宿の外に飲料の自販機がある以外は何も売っていないので、お菓子など食べたい場合は買って行く必要があります。 ただし、持ち込んだゴミは持ち帰るルールです。 でもそれも当たり前といえば当たり前なので、目くじらを立てずに持ち帰りましょう。 今回、自分でも良く見つけたな〜と思える宿との出会いでした。 いつまでも有り続けて欲しいです! 本当の意味でゆっくり過ごすことができました。 再訪アリですので、次回またよろしくお願いします。 この度は...
Read moreわんこが泊まれることを考えると悪くないかも? 昭和レトロを感じたいときどうぞ。 そのつもりで無かったら辛いかもしれません。 料理は旨かったです。 虹鱒のそー麺揚げは絶品でした。 別の旅館からわんこの散歩中松茸の香りがしていたこともあり、松茸料理も食べたかったです。 温泉もとっても良いです。 加温時間外に三回ほど入りましたが、上がるころにはかなりからだがぽかぽかです。
暖房は別料金。このご時世には仕方ないのかもしれません。 石油ファンヒーター300円でした。 トイレは和式、一応廊下の方に洋式が有りましたが、和式トイレを改装して洋式の便座を突っ込んだ感じて狭い狭い。
冷蔵庫や金庫もなく、部屋に鍵もかからないので温泉は交代で利用しました。 大浴場は洗い場?がひとつしかないので誰もいないときに行くしかない?と思いましたが 我々のほかには一組しか泊まっていなかったのでそんな心配も不要でした。 わんこの落とし物や持ち込んだ物のごみなどはお持ち帰りが必要です。 臭いが漏れないふくろは必須です。
このくらいの情報を知った上で泊まると100%満足して泊まれる気がします。
旅館の周りは廃村のような雰囲気で乗り捨てられた車や診療所跡地など肝試しなんてやったら楽しそうな予感です! 犬の散歩で奥の方を散策したかったのですが、犬が嫌がって途中までしか行けず。 もしかしてわんこには何か見えていたのかもしれません。 共同風呂がちかくにあり、大人200円、子供100円があります。宿泊すると無料券貰えます。 こちらは大浴場の二つ分の大きさ。 石鹸やシャンプー、ドライヤーがない...
Read more非常に評価が難しい。元々は霊泉寺温泉でも大きな温泉旅館であり、武者小路実篤など文人墨客も訪れた旅館である。川の対岸には昭和初期に建てられた書院造の別館も残っている。 料理は、虹鱒をそうめんでくるみ、低温でじっくり揚げたものや、自家製の食前酒、漬物など地元産のものを使い、丁寧に作られている。 温泉は、源泉かけ長しで、さらりとした湯でいつまでも浸かっていたい。源泉は、37度ほどでぬるいために加熱されているが、一ヵ所、実篤先生が命名したという笹舟の湯は源泉のままであり、非常に気持ちが良い。 ペットと一緒に宿泊できるというのが、ここのウリの一つだが、部屋はきれいにされており、臭いなどはない。布団類もシーツ、浴衣など清潔にされている。 ただし、老朽化が著しく、メンテナンスが行き届いていない点は否めない。各種レビューで酷評されているのも致し方ない。特にトイレなど水回りなどは、神経質な方には勧められない。 歴史があり、家族で旅館経営を守っていることが伝わる旅館だが、温泉旅館に泊まるというよりも、民宿に泊まると考えれば...
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